モルガン家(上) 金融帝国の盛衰 (日経ビジネス人文庫)
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モルガン家(上) 金融帝国の盛衰 (日経ビジネス人文庫)
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 90700 位
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| 発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 1,200 (税込)
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近現代史とモルガン家
ルーズベルトからタフトまでの共和党政権で、
モルガンは米銀筆頭として、
アメリカ製品売り込みの先棒を担いだそうな。
ワシントンの連邦政府が相当強引な感じ。
「軍事介入の脅しなどは、
債務返済を急がせるのに
格好の手段だった」
との記述に、
ナニワ金融道みたいやなあと、
あっけにとられた。
貿易に戦争は不可欠と喝破した
オランダ東インド会社をも連想した。
歴史からみえるものもある
金融業界への興味から手にとりました。
もちろん、現代とは時代背景が違うわけですが、現代へとつながる考え方や歴史を知ることで、サブプライム問題その他への見方が変わりました。
歴史は繰り返す。
今後の行く末を考える意味でも、参考になる一冊だと思います。
歴史は繰り返す?
金融関係に勤めていない、一般の個人投資家にとって
モルガン、ゴールドマン、リーマンと名前は知っていても
その実態は漠然としたイメージしかわかないと思います。
本書はそのイメージを鮮明に浮かび上がらせてくれます。
1800年代から話は進んでいきますが、現在の出来事と
根本的なところでは変わっていないのが興味深いです。
アメリカのやり方、それにうまく距離を置くイギリス
フランス、ドイツと日本の底力、袖の下を欲しがる中国など。
また、現在の新興国が100年前でも新興国として登場します。
はっきりしていることは、上がったものは下がる
下がったものは上がる、ということでしょうか。
好景気も不景気も、必ず転換する日が来るようです。
手堅い良書
ロスチャイルドやロックフェラーと並ぶ有名なモルガン一族とその金融
帝国について書かれた評伝。
ロン・チャーナウは、鋭さや寸鉄人を撃つような才気はないし、結論も
いくらか中庸なところに落ち着くきらいがあるが、記述態度は公平で偏
らず、関連資料も広範に渉猟し、一方的な道徳的裁断を行うことがない
という点で信頼度の高い作品を書く。
ただちょっと気になったのが文章の流れ。「タイタン」の時には感じな
かったのだが、例えば「AはBである」と書いた後に、Bであることを
表すエピソードが直後に出てく来ず、違う話題を持ち出したり、もしく
はAはBじゃないかのようなエピソードを書いたりしているところが何
箇所かあった。
邦銀必読
同根のJPモルガン、モルガン・スタンレー、モルガングレンフェルについて
19世紀の創業期から今(1989頃、今年までの追補あり)までを書いた本。
メインバンク制度から、なんでもありになりつつある邦銀のここ10年は、モルガンを20年おくれでなぞるかのようだ。
JPM、MS中心に以下の動きは、まさに同じ。
今後どうするかを考えている邦銀勤務者にお勧め。
戦前
大企業取引に特化して、優良企業とのみ取引し、
それら事業会社の資金調達を一社でしきる。
また、倒れたときには救済するのがモルガン商会であった。
事業会社もそれがゆえにモルガンを頼りにし、他との入札などありえなかった。
戦後
事業会社側の内部留保が増えた上、規制緩和でCP等の発行が可能になり、
大企業のモルガン離れがすすむ。
主幹事競争入札、引受手数料自由化でモルガンの収益は低迷。
代替業務として、
・中南米ローン
・M&A斡旋
・買収エクイティ・ファンド
・買収LBO、メザニン・ファイナンス
に傾注していく。
主取引先への敵対買収も辞さず、救済などもちろんしない。
さらにチェースと合併で
中小企業、カードローンへも。
日本経済新聞社
モルガン家(下) 金融帝国の盛衰 (日経ビジネス人文庫) タイタン〈上〉ロックフェラー帝国を創った男 ロスチャイルド家―ユダヤ国際財閥の興亡 (講談社現代新書) 最強ヘッジファンドLTCMの興亡 (日経ビジネス人文庫) 世界財閥マップ―グローバル経済を動かすパワー総覧 (平凡社新書)
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