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恋愛の不可能性について (ちくま学芸文庫)



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恋愛の不可能性について (ちくま学芸文庫)
恋愛の不可能性について (ちくま学芸文庫)

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恋愛の本質について、アカデミックに考えさせられる。

『恋愛』
という現象、或いは行為、もしくは状態について凄く独創的な考察をしてる本だとおもいます。
ルージュモンやスタンダールなど、恋愛について考察した人は世界的に有名な者だけでも過去に数人いますが、大澤真幸がこの本でしている考察は、多分もう少し本質的なものです。他者を好きになる=一緒にいたい、いるだけで幸せ、キスしたい・・・などの欲求が恋愛からは不可分であり、むしろそれらの欲求の総体が恋愛であるともいえるかもしれませんが、この本ではつまりそれら欲求が「どういう共通構造から発生してくるのか」ということを問うことによって、「だから最終的に恋愛とは不可能性をその本質に内包している」という結論に至るという、かなりアヴァンギャルドな本です。

恋愛してる人、フられた人、とりあえず一回は読むべし。
恋愛の不可避性について

燃えるような恋愛をしたこともない不細工な社会学者がいわゆる「社会学的に」(「社会学」はそれ独自の学的対象をもっていない中途半端な「学問」にすぎないわけだが)恋愛なるものを考察すると、「恋愛の不可能性」という命題が出てくるのは、よくわかる。しかし狂い死にしそうな大恋愛の体験者から言わせてもらうと、こんな議論は屁の突っ張りにもならない。
言語哲学初心者には難しい・・・

「『言語』こそが、人間をまさに人間的たらしめている人間の秘密を、最も十全に、そして最も明白に表示している」と著者は「あとがき」で書いている。この本は、表題の「恋愛の不可能性について」を含む、序章を合わせれば全部で10の論文を一冊したものである。言語をめぐっての考察だという点では共通しているが、それぞれ独立して読めるようになっている。

序章「これは愛じゃない」と第1章「恋愛の不可能性について」は、扱うテーマが愛や恋愛なのでまだわかりやすく、愛することによってなぜ不安が生じるのかという説明が面白かった。
が、全章を通して言語哲学が絡んでいるので自分にとってはかなり難しく、この本が言いたいことの半分も理解できていないと思う。

著者の大澤真幸は社会学者であるが、同じ社会学者である宮台真司が「最近数学ができないのに哲学をやるやつが増えている」というようなことを言っていた。
その通り、数学を理解しないままこの本を読んでもしっかりとできなかったので、めちゃくちゃ悔しい。

自分にとっては、これを機会に言語哲学を勉強するぞ!とはっきりと思えた記念すべき本。
内容が理解できていないのにも関わらず評価したくないが、「評価無し」を選ぶことができないので、5点。おそらく分かる人にとってはとても面白い内容だから。


全く素晴らしい。

 君にとって恋愛がもう不可能なのは、既にその段階を終えて結婚生活の現実の中に身を置いているからだろう、と単純に指摘したい。




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