acid android

すげーかっこいい。
ソロの中でイチバン好きなのがyukihiro率いるacid androidだったりする。
本来ならば苦手な分野に入るインダストリアル系なのだが
これはかっこいいと思った。独特の浮遊感も失われていない。


ライブではあまりにもかっこよくて、普段の彼からは想像がつかなかった。
煽りもすごくかっこいい。何も考えずに体がその音に反応していく感じ。



1stアルバム「acid android」の制作には約1年を費やしたという。
しかも全ての行程をyukihiro自身が手がけている。
妥協という言葉とは無縁の世界だ。
ストイックに突きつめられた音たちはクールに、
でもダンスミュージックにだってなりえてしまう。
本当に自然と体が動いてしまう。


続く2ndミニアルバム「fault」では英国のデジタルゴシックバンド、
Curveのボーカル、トニ・ハリディに表題曲で参加して貰っている。
この曲を出したいがために他の曲を作ったというぐらいに完成度が高く、
トニ・ハリディとの競演が嬉しかったみたい。



初めてacid androidを見たのは天嘉の武道館、
しかも2階席の上の方だったがそんなことお構いなしに突き刺してくる。
広さを感じさせなかった。まるでライブハウスでやっているかのような密度。
MCは一言だけ。音がすべての世界。
yukihiroの音楽的資質をすべてぶちまけられたような気がした。


小さな部屋に溢れた彼の世界を一度体験したらもうやめられない。
魅せられて何度も足を運ぶ人だって少なくない。



「ボーカリスト」yukihiroはたまらなく色気がある。
そのステージアクトも素晴らしいものだ。
放っておくのにはもったいなさすぎる。