「夏だ!海だ!スク水だ!」

青いスク水が揺れている
夏の浜辺みんなが
ほらね 大声で呼んでいる
両手振って応えた
まぶしいあなたの笑顔

熱い太陽照りつけてくる 砂浜の上
パラソルの下 日差しをよけた わたしはひとり

泳ぎつかれたあなたが ふいにとなりに座る
ハァハァしてる横顔ちらり… 胸はドキドキ

隣のカップルいちゃいちゃしている
赤くなった頬に 冷たい缶ジュース(WOW)

青い空の下追いかけて
光る水辺駆け出す
そうよ この夏は一度きり
輝き出す季節に
気づけばわたし笑顔

制服じゃないあなたはちょっと大人っぽくて
わたしなんだか照れくさくなる目を合わさない
他の子にでも私みたいに優しくするの?
勝手だけれどせつない気持ち ぎこちなくなる

もうすぐ夕暮れ 陽が落ちてゆく
背中向けたわたし 見上げたらあなた

蒼いスク水が揺れている
夏の浜辺二人で
ほらね夢みたいに手をつなぐ
わたしちょっぴり大胆
照れてるあなたの笑顔

蒼いスク水が揺れている
窓の外は夕立
ほらね涼しげな風が来て
心素直にさせる
「あのね、わたし…」

蒼いスク水が揺れている
魚みたい気持ちいい
ほらね速くなったストローク
いちばんのりのはわたし
ゴールはあなたの笑顔