部名変更の理由
(2000年度入学生部長 栗原 奈緒子)





 CMA OB・OGの皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 この度、私たちは誠に勝手ながら、部名を「古典音楽研究会」より「吹奏楽部」に改名させて頂きました。最近の活動が全く「吹奏楽」であることなどから改名の話が持ち上がり、現役全員で採決をとったところこのようになりました。
 長年の伝統や、今まで積み重なってきたものがすべて消えてしまう、と言う意見ももちろんありましたし、この部の名前に愛着を感じていた方もたくさんいらっしゃると思います。実際OB・OGの皆様になんの相談もなく決定してしまったことは非常に安易だったと反省しております。しかし、これは私たち現役が全員で考えて、私たちなりに出した結論なので、そこはご容赦ください。なんの考えも無く、ただ適当に変えたわけではないことは理解して頂きたいのです。
 生徒会に正式部名として登録したのは「吹奏楽部」で、演奏会などもこの名前で行うのですが、部の愛称のような形で「CMA」という略称は残したいと考えています。部名とは直接関係無くなってしまいましたが、私たちもこの名前はみんな気に入っているので、そう呼び続けていくと思います。だからOB・OGの皆様も部名が変わったからと言って、呼びなれない「吹奏楽部」と言う名を無理に使わずに、今までどおり「CMA」と呼んで下さってかまいません。もちろん今までの部の方針、目的、伝統など、根本的なところは一切変えるつもりはありません。今までずっとクラシックをやってきた歴史を否定するつもりもありません。
 部名こそ変わりましたが、どうか今までどおり私たち現役を見守っていってください。時には顔を出して頂けると幸いです。これからも私たちは「古典音楽研究会」改め「吹奏楽部」として練習に励んでいきたいと思います。



※以上の文は、CMA OB会報誌「これぎうむ」に掲載された物に
サイト管理者が一部修正、加筆を行っています。


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