エイリアン日記

アナログ生活 [2003年06月01日(日)]

久しぶりに新譜としてアナログ盤を買ったので、早速針を落としてみた。この「針を落とす」って良い響きだと思いませんか?って誰に訊ねているのでしょう(笑)。

CD時代になって音楽を聴くのは非常に便利になったわけだが、昔ながらの儀式チックなアナログ盤での鑑賞も捨てがたい。今はそこまでしないが、昔は大切なLPをじっくり聴く時には使用しない他の電化製品のスイッチを切り、蛍光灯まで消してから聴いた(笑)。A型気質100%な聴き方だと思う(汗)。もちろん部屋の中で身動きせずにじっと聴いていた。

そこでだ。21世紀型アナログ疑似体験を考えてみた(暇)。まず用意するものは、アナログでも発売されているCDだ。洋楽なら現在でもアナログ(ちなみにカセットもだ。)が出ているので楽勝だと思う。とりあえず、各面(ちなみにAとかBとか言う。)の収録曲を調べておこう。

そして、最初の一歩はCDをそっとプレイヤーのトレイにセットする。慌ててはいけない。まずはA面収録曲をじっくりとプログラムしよう。ほとんどの場合はCDの頭から順に数曲だろうが、まれに前後している場合もあるので注意が必要だ。セットし終わったら、おもむろに「スイッチを落とす。」←ちょっと違うな(笑)

静かに聴こう。何か用事があって席を動くときも極力振動を避けるようにゆっくりと歩こう。「ぬぬぅ電話だ!」って時もポーズなんて押してはダメだ。アナログは一度聴き始めたら最後、その面が終わるまでそのまま流して聴くのが好ましいのだ(笑)。

A面が終わった。さてB面のプログラムをしよう!なんて思った人は甘い!。裏返すのだ(バカ)。裏返したら聴けないのでここでは裏返すふりをして一回転させてしまおう(大バカ)。後はA面と同じように聴けば良い。「余ってる曲があるがね。」って場合、それはCDのみのボーナス・トラックなので当然無視して欲しい。

おっと、アナログが2枚組だった場合(これでもCDだと1枚に収まったりするんだよね。)は、もちろんこれを4回繰り返して欲しい。途中2枚目に移行する際、一度ケースにしまってみるなんて小技を使えば気分は更に盛り上がるはず(笑)。

はぁ。我ながらバカな内容だと思う。
でも、まじめな話、こうやって聴くことによってアルバムに込められた意味を再発見出来る作品もあるし、再発になってボーナスたっぷりになっているものも、オリジナルな状態で聴くことでメッセージが明確になったりもする。と思う(笑)。