エイリアン日記

赤装束集団 [2003年08月04日(月)]
新宿リキッドルームで行われたThe Polyphonic Spreeに行ってきた。「Summer Sonic After Party」と銘打たれたイベントで、ゲストとしてThe Raptureも参加した!当初はSummer Sonic本体を見に行くつもりだったが、ボケッとしてたら前売りが完売していたし、既にリキッドでの単独LIVEも決まっていたのでこっちだけ参加に変更した。2バンドで5,000円はお買い得だ。

酷暑の中、リキッド名物の地獄の階段を登らされるのかと凹んでいたが、この日はエレベーターで7階まで行くことが出来た。ラッキー♪

ほぼ定刻の19時頃、The Raptureが始まった。4人組のNY出身のバンドらしいが詳しくはよくわからない。まだサイトとかも無いっぽいバンド。音は21世紀型のPublic Image Ltd.という第一印象。曲によってドラムの人がキーボード(その間のリズムは打ち込み)を担当するのだけど、通常の人力曲とこのエレクトロニックな曲との不思議なギャップが面白いバンド。全く予備知識無しで40分楽しめました。

セットチェンジは長かった。総勢20人以上の大所帯バンド用だから仕方ないのだろう(笑)。30分以上かかっていた。しかし、いくら大きめの箱と言え、ホントに24人もステージに上がれるのだろうか?心配だった。

20時20分、客電が落ちメンバーが現れた。白装束だと思っていたら赤い(驚)。最初はハープとキーボードの2人だけが出てきてインスト曲を演奏し始めたので、この2人だけ赤いのか?と思ったが、その曲に導かれるように次々とメンバーが現れたが全員真っ赤だ。客席にはメンバーをマネて全身を白装束でまとったポリコスが何人も居たが、さぞ残念だったろう。

彼らのステージは演っている方も見ている方もとにかく楽しんだ者勝ちと言った雰囲気。演奏する側があんなに楽しそうな顔をされたら見ている側も自然と顔がニヤける。特にボーカルが弾けていた。まだ1枚しかアルバムを出していない彼らだが、それらの曲や新曲と思われる曲を並べて1時間ちょっとの本編を一気に駆け抜けた。

驚いたのはアンコールの2曲目、そう、David Bowieのカバーを披露したのだ。見た目の奇抜さだけが先行的に話題になったが、音楽面でも非常に優れたオリジナリティーを持っていたし、このカバーに代表されるように柔軟性も持ち合わせた素晴らしいチームだった。また来日して欲しいバンドだ。

Opener in C
Sun
2000 Places
Light and Day
Best Part
Suitcase
Hanging around
Soldier Girl
Diamonds
King

Have a day
5 years
Ricky Harp Solo