walrusの3枚目のアルバム『walrus』が発売された。前作『光のカケラ』が2000年11月発表、ちょっと前に出た『20012002』はミニアルバムということで、フルアルバムとしては3年2ヶ月ぶりの作品ということになる。9曲中6曲はLIVEでもお馴染みの曲で既聴感と新鮮さがバランスよく同居している。

今までの作品は、楽器の影に隠れるように控えめなボーカル（それでも存在感は大きい）が聴ける感じだったものが、今作ではかなりボーカルが前面に出てきており、新しいwalrusを印象付けている。また、タイトルにバンド名を持ってきたところにも自信と再出発への意気込みを感じ取ることが出来る。今年は久しぶりに地方へツアーに行くなど精力的に活動するらしい。楽しみです。

なお、初回盤のみ誤植満載ブックレット付きという江戸っ子な特典もある（笑）。っつーか、曲名までは許せるけど（←いや許せない）アルバムタイトルとバンド名まで誤植するって普通あるか？（爆）

写真は、左が正規の誤植なし、右が初回限定誤植あり。