2001/12/11京都駒井邸

Chante Dominique, Chante

歌え!ドミニク、歌え!― ドミニクシャニョンの歌が聴きたい

"le 11 décenbre Kyoto Komai-tei"

12/11京都駒井邸

京都駒井邸で行われた"Patrice est "に参加された、ふね さんのレポートです。
F : ふねさん B : さぶり

Kyoto Komai-tei

B : 今回は2001年12月11日に、京都・駒井邸で催された「パトリスの詩の朗読&ドミニク・シャニョン・ミニコンサート」に行かれたふねさんにお話を伺いました。よろしくお願いします。

F : ふねです。よろしくお願いします。

B : 全体としてはどんな催しだったのですか?

F : 駒井邸は、京都・北白川疎水そばにある市の指定文化財で、維持費用をサポートするためか、ときどき催しものがあるんです。 今回の催しは、パトリスが駒井邸の応援団の会員であることから、実現したみたいです。 初めの案内ではドミニクの名前はなかったので、ドミニク登場は急に決まった話なのかも。
(なお、駒井邸の催しは2002年の3月を期にしばらく休止するそうです)

B : どのようにして催しを知ったのですか?

F : 私の場合は、駒井邸の案内を定期的に受け取っている知り合いから。案内のパンフレットは、関西日仏学館やパトリスの教えていた京大の総合人間学部などにおいてあったそうです。

B : 客層はどんな感じでしたか?

B : そうですねぇ、いろんな人が来てました。駒井邸の催しに以前から参加していそうな人、アリアンス大阪や関西日仏つながりの人、パトリスの講義に出ている学生らしい人などなど、老若男女さまざまでした。 参加者は手伝いのボランティアを入れても40人ぐらいでしたが、家の中なので満員という感じでした。

F : 家の中での朗読&演奏というのは、どんな感じなのでしょうか?家中に客がいて、階段の踊り場などすべての空間に通じているようなところで上演という感じでしょうか?それとも、なにか舞台のようなところがしつらえてあって、聴衆がそちらを向いているような感じなのでしょうか?

広間を使って、前方にドミニクとパトリス、後ろに観客という配置になっていました。観客は、前の方は床にそのまま座り、後ろの方は椅子に座りました。広間前方のさらに先には部屋があって、そこにはソファーや音響機器がおいてありました。照明は、前の方が明るく他は暗く。

B : へえ。なんだか、小劇場のような雰囲気ですね。 どんなふうに上演が始まったのですか?

F : はっきりとは覚えていないですけど、パトリスとドミニクは、一番最初、隣り部屋のソファーに座って「愛って何だと思う」みたいな科白(?)をひときしりしゃべり、その後「じゃあ始めようか」という感じで、明るく照明された広間に登場しました。 そして、パトリスがBGMに合わせて詩を1つか2つ朗読して、「じゃあ今度はドミニクだよ」という感じで、ドミニクがBGMに合わせて1曲歌う、というのを繰り返しました。。

B : パトリスの朗読した詩はどんな感じのものだったのですか? 「愛って何だと思う」ってことは、愛の詩?

F : 少なくとも最初はそうですね。ジャック・プレヴェールの「君のため 私の愛する人」「朝の食事」とブレーズ・サンドラールの「君は空より海より美しい」で始まりましたし。

B : 「君は空より海より美しい」は、2002年3月にNHKでも紹介してましたね。たしかちょっと壮大で深い感じの愛の詩でした。

F : でも途中から、何でもあり、に変っちゃいました。 最後は「白鳥の歌(Le chant de cygne)」というパトリス自身が作った歌が披露されました。

B : パトリス自身の作品も披露されたんですね!どんなのなんだろう、ちょっと気になります。 さて、ドミニクが歌った曲目は?

F :
1.Une belle histoire
2.La foule
3.Love me, please love me
4.Noel chez nous, Noel de partout
5.Lupin no Chachacha
だったと思います。

B : NHKで紹介されたものが中心だったようですね。 ドミニクはどんな様子でした?

F : ドミニクは、オシャレー。黒のボトムに、上は赤いプルオーバーとライトグレーのマフラーをしてました。 歌詞がミョーにあやしい "Lupin no Chachacha" は日本語。ドミニクは日本語うまいんだ!

B : 観客のノリは?

F : "Noel…"と "Lupin…" で、「みんな立ち上がって、踊って」と言うので、立ち上がったんですが、私は席が後ろの方だったので、体を軽く揺するぐらい。 前の方に座っていた外国人の女性やご婦人など数人は、ドミニクらと一緒にライトを浴びながら踊ってました。 スーツ姿の真面目そうな男性がけっこう大胆に踊っていたのはちょっとびっくり。

B : へー。それは、ビックリするかも。会場はかなり盛り上がった様子ですね。

F : えぇ、楽しかったですよ。それと、会場ではドミニクの歌が3曲入った、いかにも手作りのMDが販売されていました。

B : ええっ!それは、気になりますね。どんな曲が入っているんでしょう?

F :
1.6 nuits sans dormir
2.La foule
3.Lupin no Chachacha
でした。 ちなみにバックヴォーカルのフィリップ・ベルゴンゾの声って、パトリスの声にすぅっごく似てる気がするんですけど!?

B : ふぅむ。そういえば、「ルパンのチャチャチャ」のフランス語歌詞の作詞もフィリップ・ベルゴンゾ氏でした。もしや、パトリスの別名?(注:当時は情報がなくてわからなかったのですが、フリップ・ベルゴンゾさんはドミニクの親友で、パトリスとは別の人物です。) ふねさん、貴重な報告をありがとうございました。

F : どういたしまして。 根拠はないですけど、コンサートを企画したらドミニクは来てくれるんじゃないかなぁ、ひょっとしたらですけど・・・そのときは教えて下さい!!

B : それは、もちろん!このHPがきっかけでコンサートが開かれるようなことがあったらいいのですけれど・・・そのためには、読者の皆さん、一緒になってHPを盛り上げていきましょう!!

 

dernière mise en page : le 8 mai, 2004
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