Fall
落ちてゆく 無限の底 溶けた目に 濡れた月
記憶の底に咲く おぼろげな銀の花
泣いている少女を なぐさめる 僕の画
永遠に燃え盛る 水晶の奥に舞う花びら
孤独な二人が 出会った瞬間
時が止まる
見えない傷跡 舐め合う指先
紐をほどいて
もう何もかも 捨ててしまって
この身体だけで 確かめ合える
愛の言葉を紡ぐ唇 その耳元で 塞いでしまって
君となら この現実を 飛ぶこともできる
その気なら ここに触れて そして キスして
落ちてゆく 無限の底
溶けた目に 濡れた月
記憶の底に咲く
おぼろげな銀の花
泣いている少女を
なぐさめる 僕の画
永遠に燃え盛る
水晶の奥に舞う花びら