「関西クラシック音楽情報」・・・アーティストのページ (04.8.17更新)


 寺岡 清高(てらおか きよたか)

photo  早稲田大学第一文学部を卒業。桐朋学園大学において、コントラバスを田中雅彦、指揮を高階正光の両氏に師事。1992年よりウィーン国立音楽大学指揮科に入学、指揮をウロシュ・ラーヨヴィッチ、湯浅勇治の両氏に師事。1995年よリ、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院においてチョン・ミュンフン、ユーリ・テミルカーノフ、イリア・ムーシンの各氏に師事。1997年、同音楽院より指揮科最優秀受講生に贈られる「フランコ・フェラーラ大賞」を授与され、1年間ジャンルイジ・ジェルメッティのアシスタントとして、ロンドン・コヴェントガーデン、ミュンヘン・フィル、ローマ・サンタチェチーリア管などに同行し、研鑽を重ねる。また、2001年より1年半にわたりイタリア・フィエーゾレ音楽院においてカルロ・マリア・ジュリーニより定期的に指導を受ける。

 1996年、プロコフィエフ国際指揮者コンクール第3位。2000年、ミトロプーロス国際指揮者コンクール優勝。2001年7月には、「ダヴィド・オイストラフ」音楽祭に於いて、急病のネーメ・ヤルヴィに代わりモスクワ室内管弦楽団を指揮。これまでにヴェニスのフェニーチェ歌劇場管弦楽団、サンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ放送管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団を始め、イタリアを中心にヨーロッパ各国のオーケストラヘ客演している。

 日本では2001年に大阪シンフォニカー交響楽団を指揮してデビュー、2002年11月には新日本フィルハーモニー交響楽団の多摩定期および名曲シリーズを指揮して東京デビューを飾った。

 2004年1月、大阪シンフォニカー交響楽団正指揮者に就任。

  *資料提供は大阪シンフォニカー交響楽団
   この内容を印刷物に使用するときは,かならず大阪シンフォニカー交響楽団(0722-26-5533)までご連絡下さい.
  *写真 Copyright:西沢 宏



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