Butterfly Kids
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2018.12.03 今までに発表した曲を解説してくやーつ「In Grief」編
2015.05.16 今までに発表した曲を解説してくやーつ「Butterfly Kids」編
2014.05.06 今までに使ったギター用ピックアップの話




2018.12.03 今までに発表した曲を解説してくやーつ「In Grief」編

前回「また1年後になってもどうかお許しを…w」とか苦笑して終わったところ、なんと3年7ヶ月ぶりの更新です。サボりすぎぃ!
月日が流れるの早すぎて明日には死んでしまいそうですが、その前に2nd EPの「In Grief」の各曲解説を書いてみます。
リリースから早7年。今聞いても色褪せない名盤です(一度言ってみたかった)。

1.最期に私が笑うなら
史上初どころか、僕以外今後も作らないであろう「弱虫ブラックメタル」です。
1st EPを出したあと「次はもっと暗くてメタリックなやつがやりたいなあ」と思った結果、バチバチにブラックメタルなオケが出来てしまい、そんなオケの迫力に負けない歌を乗せるぞ!という意識ゼロでButterfly Kidsらしく歌った結果がこれです。
結果的にオケの悲壮感にボーカルの泣き虫感が重なる、ありそうでない曲になっていると思います。
正直、今聞くといろいろ恥ずかしいんですけど、ギターソロの泣き具合だけは今聞いても最高ですね。

2.恋は絶望
スターシャインに続くButterfly Kidsの代表曲だと思います。
メロスピを作ろうと思ったはずなのに無意識にThe Black Dahlia Murderの影響を受けまくった結果、すごくアグレッシブでネオクラ感のある疾走曲になったと思います。
歌詞にモテない人間の憎悪を詰め込んだ結果、歌も実感が籠もっていて今聞いても悪くない出来だなと思います。
PVでのりょうくんとの二人羽織りギターソロ映像も良く出来てるし、この曲が人気なのも分かる気がします。

3.知りたくもない物語
前半はHeaven Shall Burnのように重苦しく、後半はMineralのようにエモい。そんな謎の融合を果たしている曲です。
どうして後半でこんなにエモくなったのかよく覚えてないんですけど、サビが1番と2番でまったく違うオケで同じメロディを歌っているというのは面白いし、違和感もないので結構すごい気がします。
歌詞は「他人の幸せを羨んで自分が不幸になる必要なんてない」ということを歌ってるんですが、その現象に見事に嵌っている人間自身が歌っているので、ブーメランすぎて歌に説得力が全然ないのが泣けます。

なんだか、過去の自分への辛口レビューみたいになってしまい「どこが名盤やねん」という感じになってしまいましたが、やりたいことをそのまま詰め込むぞ!という意気込みだけはすごく感じるEPだと思います。
その結果どの曲も唯一無二なものになっているので、今聞いても面白い作品だと思います。

今回はこんな感じです。あと1回でこの解説も終わると思うので、さっさと終わらせるべきか逆に何年も引っ張るべきか悩みますね。
いえ、できるだけ早く書きたいと思います。ではでは。





2015.05.16 今までに発表した曲を解説してくやーつ「Butterfly Kids」編

今回から何回に分けて、これまでにButterfly Kidsで発表した曲の解説なんかを書いてみようと思います。
以前からこういうのをやってみたいと思っていたのですが、中々書くタイミングが無かったので、思い立ったが吉日で今回やってみようと思います。
別にButterfly Kidsの活動に何か区切りをつけたくてやる訳では全くないのでそこはご安心ください。
あっ、曲の解説は読みたくない派の方はスルーでお願いいたします…!

というわけで、今回は1st EPの「Butterfly Kids」編です。

1.今でも君が好きだよ
この曲、実は最初は疾走曲ではなくてポップなロックとして作ってたんですが、なんかパッとしない出来だったので、コード進行と歌詞だけいただいて突っ走る曲に変えた結果がこれです。
メロデスリフをメジャー調で弾いてるスタイルの曲って未だに珍しいと思うので結構してやったりな感じです。
歌詞は「今でも君が好きだよ 嫌いになんてなれないよ 何にもできないよ」の一節がお気に入りです。そういうことなんです。

2.WINTER KILLS ME
Butterfly Kidsの曲は大体ドロップBbチューニングで作られているんですが、この曲は珍しくレギュラーチューニングで、しかも今までで唯一ムスタングを使って録った曲です。そんな訳で某放課後ティータイムまんまなパートが出てきたりします。
曲調はWeezerみたいなポップなエモロックにDragonForceみたいなツインリードを入れようと思って作った覚えがあります。結果的には全然ドラフォっぽくはないメロディなんですけど。
歌詞はなんていうかストレート過ぎたと思ったんですが、リブユウキさんに「大槻ケンヂっぽい歌詞ですね」と言っていただけたのでオールOKです。

3.スターシャイン(3 years after)
Butterfly Kidsを始めて最初か2つ目に作った曲にして、何故か当サークルで一番人気と思しき曲です。ビギナーズラックみたいなものでしょうか。
Demoのページにある元バージョンの解説に「Thriceみたいな曲が作りたかったのかなぁと思います。」とありますが、3 years afterバージョンにするに当たってI Killed The Prom QueenとAs I Lay Dyingの要素も足された感じです。要はエモメタル寄りからメタルコア寄りに変わった感じです。実際あまり変わらないです。
歌詞はこのバージョンになって、元より暗くて希望のないものに変わりました。元のは無駄に前向きでちょっと恥ずかしいなと思ったので…。今思えばこのバージョンの歌詞こそがザ・Butterfly Kidsって感じですね。

今回はこんな感じです。近々続きを書いていこうと思ってますが、また1年後になってもどうかお許しを…w





2014.05.06 今までに使ったギター用ピックアップの話

最近ふと「自分は今までに結構な額をギターのピックアップにつぎ込んできたんじゃないか…?」と今更気付き、それらの使用感をまとめれば割と役に立つのではないかと思いました。
というのも、自分がギターのピックアップを交換する時に、ネットで気になるピックアップの感想を調べても殆ど出てこない事が多かったので、そういう情報を与太話程度でもまとめておけば、これからピックアップを交換したいと思っている人の参考に多少でもなるのではないかと思ったからです。

そんなわけで、今回は自分が今までに使用したピックアップの感想を、ものによってはうろ覚え程度ですが列挙していこうかと思います。
なお、当然ながらピックアップの使用感は載せたギターや弾く人の腕や耳によって180度違う場合もありますので、あくまで与太話程度に読んでくださいね。
あと、僕は長々と感想を述べるのが苦手なので、どれも一言二言、しかも非常に適当な言葉で述べますので、どうか考えるよりも感じる体で読んでください。

EMG編
EMG 81(リアで使用)
がっつり歪むと同時に、音がハイミッド辺りまででまとまって音の塊のようになるので、メタルリフを弾くのがとても気持ちいいです。もちろんリードにも文句なしです。
EMG 85(リアで使用)
がっつり歪みますが、81よりも出るレンジが広いので、音が分散して暴れる印象があります。
EMG 60(フロントで使用)
キュルッとした瑞々しい音でリードが捗ります。速弾きも玉が転がるようにきまって上手そうに聞こえます。
僕の最推しフロントピックアップその1です。
EMG 85(フロントで使用)
基本的に暴れます。場合によっては60のパワーアップ版のように作用しますが、ゴロゴロして抜けない音になることも多いです。
EMG 81X(リアで使用)
81よりコンプ感がなくて音が前に出てくる気がします!気がします!
EMG 60X(フロントで使用)
60よりコンプ感がなくて音が前に出てくる気がします!気がします!

Seymour Duncan編
SH-2n Jazz(フロントで使用)
EMG 60ほどではないですが、キュルッとした瑞々しい音でリードが捗ります。モコモコしません。
SH-4 JB(リアで使用)
しっかり歪みますがEMGよりも芯が残ります(ダンカンに共通して言えることですが)。ハイミッドがよく出てリフが気持ちいいタイプです。
SH-5 Duncan Custom(リアで使用)
JBよりもフラットでパワー控えめな印象。モコモコしやすいマホガニーボディのギターに合うかもしれません。
SH-13 Dimebucker(リアで使用)
僕が初めて載せ替えたピックアップです。ハイパワーで超高域がキシャーキシャーと主張してきます!
スラッシュリフを弾くととても気持ちいいですが当然汎用性はありません!覚悟して載せましょう!
SH-13 Dimebucker(フロントで使用)
リアで使うと問題児の彼ですが、フロントに乗せるとアラ不思議。EMG 60に負けない又はそれ以上にキュルッとした瑞々しい音でリードが捗ります。
ただし出力がフロントにはちょっと大きいのでリアとのバランスが難しいかもしれません。
AHB-1 Blackouts(リアで使用)
EMG 81のパワーを更に強めて音をトレブル辺りでまとめた印象。81に攻撃性を足した感じです。
AHB-2 Blackouts Metal(リアで使用)
出力がとても高く、ワウを半踏みしたような強烈なミドルがつきまといます。Dimebucker以上の覚悟を持って載せてください!

Dimarzio編
DP100 Super Distortion(リアで使用)
JBから気持ちよさを抜いたような「なんていうか普通!」な音が出ます。
DP193 Air Norton(フロントで使用)
モコモコせずにトゥルトゥルととにかく速弾きが捗ります。僕の最推しフロントピックアップその2です。
DP180 Air Norton S(フロントで使用)
Air Nortonをそのままシングルハムにした感じでとても良いです。
DP859 PAF 8(フロントで使用)
8弦用ピックアップといえば高出力なものが多いですがこれは出力低め。芯を残しつつもトゥルッとリードが捗ります。

Bare Knuckle編
Painkiller(リアで使用)
ガリッとした低音のアタック(Bare Knuckleに共通するやつです)、しっかり出るミドル、結構強いハイと中々攻撃的な音です。
攻撃的といってもDimebuckerのような使いづらさはなく、あくまで爽快な音です。
Cold Sweat(リアで使用)
Painkillerよりもミドルが抑え目でモコモコしにくい感じです。その代わりリードを弾くとちょっと細い音になる気がします。
Sinner(リアで使用)
シングルなのにその辺のハムよりも高出力!と聞くとゲテモノっぽいですが、ミドルは強いけどあくまで普通のシングルの音です。
歪ませればしっかりメタルができますが、歪みを抑えればクランチも出せる器用な子です。

その他
Suhr Aldrich(リアで使用)
EMG 81からコンプ感をなくし、レンジを広めて元気を良くしたような、非常に心地よい優等生的な音がします。
リフもリードもとても気持ちよくきまりますが、優等生的ゆえ飽きるかもしれません(僕は飽きました)。

とりあえずこんな感じです。とりあえず自分が今までに20種類近くのピックアップを載せ替えてきたことにドン引きしました。
ほんと総額いくら使ったんだろ…そこには一切触れずに今回はお開きとします。



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