ニノウデ

まだまだ季節は色も変えずに
今日も言い訳ばかりしていて
いつもの言葉にからまりながら
僕のハートを止めてる

冷え切った指先に
からみついた君の影
しぼんでいく僕の夢を
見つめるたび遠くなる


当たり前のようにつぶやく言葉を
引き出しの世界に捨てていく
つないだ手は離せないこと
生ぬるい雨が教えてくれた

無防備な二の腕に
からみつけた僕の影
大好きなその笑顔は
鉛のように残ってる

届かない二の腕に
からみつけた僕の影
窓の向こうへ広がっていく
パステル色の未来