メロディメーカー
感覚が溶けてしまった
君の背中によじ登って
もう一度深呼吸して
灰の海を渡っていく
変わらない僕らのニュアンスは冷え切った
交わらない光を浴びて
痛みを忘れて紡いだ未来が
今でも僕を満たしていた
澱んだ心はいつも
運命に酔っていた
大げさな言葉が途絶えて
身体が欠けていく
カラになった欲望に押し込んだ君の声
変わらない台詞を吐いてる
両耳の奥で 広がる世界を
今でも 今でも信じている