アイリスのいたずら

悪ふざけで飛べるんだって
嘘を付いた君は
甘い涙で僕を溶かす

目を閉じて入り込んだ水溜まりに
映ってる空じゃ夢も見れない

乾かない言葉が体に染みて
僕のつま先から抜ける


文句いくらたれたって変わらない
君はそこで僕の何を見てる

目の前の七色に絡み付い
君の羽がほんの少し欲しいんだ

ぶり返す涙は夜を越えて
心が鼓動をやめる

膨らんでく空が僕を潰して
幻の運命を積み上げる