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1、必要なものをDL 2、フォルダ構成 3、MusicBoxのBMS作り 4、良いBMSを作る 5、更に良いモノを

はじめに…

○このページでは、「BM98」のプレイの仕方から、「BMSファイル」の製作法まで、
 BMについての説明を、図入りで紹介しています。まだまだ、自分も知識不足で、
 説明が下手な部分もあるとは思いますが、参考にして頂ければ幸いです。

○「このページの通りにやってもプレイ出来ない!」等の質問は受け付けません。
 と言うか、質問されても分からない可能性が大です。(当たり前)
 なので、エラーが出てしまった方や更にもっと詳しく知りたい方は、
 別の解説専用のサイトをご覧になって下さい。
 また、お使いのPC環境によっては、動作しない場合がありますのでお気をつけ下さい。

○このページで紹介しているソフトは、全てフリーソフトです。
 ダウンロードや使用する際にお金は一切かかりません。
 タダってなんてイイ事だろう〜!
 
○後半のBMS作成関連の項では、管理人やっす〜が今までBMSを作ってきた
 経験に基づいての、あくまで個人的な意見としての記述です。
 必ずしもそうであると言う訳ではありませんので、ご理解下さい。


1.必要なものをダウンロードしよう  ↑Menuへ戻る

 まず最初に、必要なものをダウンロード(以下DL)して来ましょう。ここで必要になる物は、
a.BM98本体
b.音源
c.曲のデータ(BMSファイル)
     の3つです。
場合によっては解凍の際に「Lhasa」等の、アーカイブユーティリティーと呼ばれる
「解凍ソフト」が必要な事がありますが、とりあえずここでは省きます。


a.BM98本体のDL
 「BM98本体」は、現在様々なページからDL可能です。
検索サイトなどで検索しても良いですが、このホームページの解説リンクにもある、
BM98 for the Beginner」と言うページから、DLするのが良いでしょう。
本体には「BM98」以外にも、色々な種類の物がありまが、
とりあえずここでは、「BM98」の説明をして行きます。


b.音源のDL
 音源は、それぞれの曲によって異なります。ここの曲の様に、同じ音源で複数の曲がプレイできる物もあれば、
1曲だけの為に作られた音源もあります。(←の場合は、音源と曲データが一緒になっている場合が多いです。)

ちなみに、このホームページの曲をプレイするのに必要な音源は、以下の3種です。

名前 製作者 解説 DLページ
MusicBoxVer.7 Dan様 この音源は、最も広く使われている音源と言って良いでしょう。
ドラム・ベース・オルゴール・ストリングス・ブラス等、
ほとんどの音色をこの音源がまかなっています。
BH SoudSetVer.3 やっす〜 おそらく最も使われていない音源。やたら響きます。 ダウンロード

DL方法は、BM98本体の時と同様です。DLしたら解凍をお忘れなく。


c.曲のデータ(BMSファイル)のDL
 これは、ここのホームページの様に、BMSを公開しているページからDLして来ます。
BMSのほとんどは、圧縮されているので、それぞれの圧縮方法に沿った解凍ソフトが必要です。

下記の表は一例です

拡張子 解凍ソフト
.zip Lhasa等
.lzh Lhasa,Lhaca等
.rar +Lhaca、WinRAR等

解凍ソフトですが、「+Lhacaデラックス版」が非常にオススメです!
DLL不要でCAB,GZ,Z,BZ2,TAR,TGZ,TAZ,TBZ,JAR,ARJ,RAR の解凍が可能…
と言う具合に、実に様々な圧縮形式に対応しています。
上の文章が良く解らない人も、とりあえずこれをDLしておけば間違いないでしょう。
・DLはこちらから…→http://park8.wakwak.com/~app/Lhaca/


 やりたい曲を見つけるには、BMS登録サイトを探すのがいいと思います。
このホームページのリンクにも、いくつか登録サイトがありますので、参考にしてみてください。
あと、気に入った作者さんが見つかったら、リクエストしてみるのもいいかも知れません。
しかし、リクエストを受け付けていない所もあるので、十分注意しましょう。



2.フォルダを構成しよう  ↑Menuへ戻る

 必要なものをDLして来たら、BM98が正しく読み込んでくれるようにフォルダを構成しましょう。
 エラーの原因の多くが、このフォルダ構成の間違いによるものです。
ここでは、音源の種類別にフォルダの構成の仕方の説明をしていきます。
尚、概略図での色分けは、オレンジ=フォルダ=wavファイル黒=その他、となります。



a.「MusicBox」+「Dual」等の複数曲対応音源の場合。
 このHPのBMSがこれに当たります。他にも、この音源を使ったBMSを公開しているページはたくさんあります。
このBMSの利点は、一度音源をDLすれば、後はBMSファイルをDLするだけで済む事ですね。

@)
←1で、DLして来たものを解凍した状態。

[概略図]
デスクトップ
  
フォルダ
     錬M98本体+その他
  フォルダ
     
MusicBoxVer6
  フォルダ
     
HJ-Piano音源+その他
  フォルダ
     
HJ-SG音源+その他
  フォルダ
     
BH SoudSetVer.1


A)
BM98が入ったフォルダに、@)の「MusicBoxVer.6」フォルダを入れます。
[概略図]
フォルダ
   錬M98本体+その他
   フォルダ
      
MusicBoxVer.6



B)
先ほど移動させたフォルダの中に、全ての音源のwavファイルを、
フォルダごとではなく直接入れましょう。
[概略図]
フォルダ
   錬M98本体+その他
   フォルダ
      
MusicBoxVer.6
      
HJ-Piano音源
      
HJ-SG音源
      
BH SoudSetVer.1



C)

MusicBoxVer.6のフォルダの中身はこうなります。



D)

あとはBMSをDLして入れるだけ。
とりあえずこの状態でBM98を起動すれば、正常にBMSファイルを読んでplay可能なハズです!
注)BMSファイルの表示は、それぞれのPCによって異なります。
  ↑の表示の人はまず、いないでしょう…



E)

曲が溜まって来たら、JukeBoxで分けましょう。

 上図のように、BM98フォルダの中に音源とBMSが入ったフォルダ(上図ではJukeBox1、JukeBox2。
別に名前は何でもOK)を新たに作ると、フォルダ別に分けることが出来ます。
 ここで注意する事は、JukeBoxを複数作るときのフォルダ構成が、1つの時と違うと言うことです。

フォルダ
  錬M98本体+その他
  フォルダ(JukeBox名)
    フォルダ
       
音源+BMS
  フォルダ(JukeBox名)
    フォルダ
       
音源+BMS

  概略図は上のようになります。
 要するに、JukeBoxの名前用のフォルダを作り、音源+BMSの入ったフォルダを入れれば良い訳です。
 曲のジャンルで分ける等、工夫しましょう。ちなみに1フォルダに付き512曲まで読み込み可能です。




b.1曲に対応した音源の場合。
 この「BMS別館」のBMSがこれに当たります。
BMSと音源が同じフォルダに同梱されているものが殆どです。(いわゆるWAV版BMSてヤツです。)
こういったBMSを何曲も、上のa.の様に音源と一緒に一つのフォルダに突っ込んでいくと、
容量が異常に大きくなったり、どの曲の音源か解らなくなったりして、大変なことになります。
なので、下記の概略図の[良い例]のように、曲ごとにフォルダ別に分ける方法をオススメします。
尚、以下からの説明はスペース上の問題で、概略図のみとさせて頂きます。
[悪い例]
フォルダ
  錬M98本体
  フォルダ(JukeBox名)
    
フォルダ

     錬MS(1)+
音源
     錬MS(2)+
音源
     錬MS(3)+
音源
こうすると、一番下のフォルダが
大変なことになってしまいます。
[良い例]
フォルダ
  錬M98本体
  フォルダ(JukeBox名)
     フォルダ
        錬MS(1)+
音源
     フォルダ
        錬MS(2)+
音源
こうすると、BMS+音源が
フォルダ別に整理できます。

このタイプのBMSは、音源の他にイメージファイルも同梱されている場合が多いです。
イメージファイルも、音源と同様に扱えば問題ありません。




c.aとbを混合させたい場合。
 中には、aとbを混合させたい方もいると思います。
そういう方は、下記のようなフォルダ構成にしましょう。

[概略図]
フォルダ
  錬M98本体
  フォルダ(JukeBox名)
     フォルダ
        
MusicBox等の音源+BMS
     フォルダ
        錬MS(1)+
音源
     フォルダ
        錬MS(2)+
音源

こうすると、同じJukeBox内に、
a,bの両タイプのBMSが共有出来ます。



3.意外に簡単BMS作り  ↑Menuへ戻る

 ここからは、MusicBox+Dual音源のBMSを作る方法について述べていきます。
まず、BMSを作るに当たって欠かせないのが、「BMCreate」と言うソフトです。
これを使えば、本当に驚くほど簡単にBMSが作れます!

 まず用意するものは、
a.BMCreate(BMS作成ソフト)
b.bm view(BMSプレイヤー)
c.音源(ここではMusicBoxVer.7とします)
  です。

BMCreateは、検索サイトなどで検索すれば、すぐ見つかると思います。
bm view等のBMSプレイヤーソフトの使い方に関しては、DLサイトの説明を参考にしてください。



以下から、手順を追って説明していきます。


1.まずBMCreate起動し、音源を登録しよう

 BMCreateを起動すると、上のような画面が出てきます。
音源のwavファイルをドラッグ&ドロップすることで、右下のタブの「WAV01:...」と言う部分に
音が登録できます。複数同時も可能です。(WAV01:...の所をダブルクリックして、1つずつ登録してもOK)




2.音を配置しよう

 音を登録できたら、左の黒い領域にその音を配置していきます。
上に向かって進んで行くので、上下の間隔が音の長さになります。
上図の場合、BPM(速さ)120の4分音符で「ドーレーミーファー」と言う具合になります。
 横方向の配置場所の意味は、左から「速度変更」「鍵盤部分(1〜7key)」「スクラッチとフリースクラッチ」
「画像専用」「BGM(何も押さなくても鳴る音)」となっています。BGMは、最大28音同時に鳴らすことが出来ます。
なので、鍵盤・スクラッチと合わせて最大36和音と言うことになります。そんなに使わないけど…




3.試しに聴いてみよう

 配置の仕方が解ったら、試しにとりあえず聞いてみましょう。
ここで注意することは、ファイルを保存しないと再生されないという事です。
保存をしてあるのに再生されない場合は、「bm view」の扱いに問題があると考えられます。
なお、再生に「bm view」を使用すると、6・7key部分と、曲の一番最後の音は鳴りません。




以上の様な手順で、BMS作成は行われていきます。
この時点で、「超簡単ぢゃん!」と思われた方も多いと思います。
本格的な曲の作成へは、次の「良いBMSを作るには?」へ続きます。



4.良いBMSを作るには?  ↑Menuへ戻る

 さて、BMS作りの基本をマスターしたら、続いては本格的な曲のBMSを作っていきましょう。
曲作りに当たっては、耳コピ・譜面コピ・MIDIコピ、と言った様々な方法がありますが、ここでは、
主に耳コピ・譜面コピの場合を考えて生きたいと思います。
 尚、ここの記述は管理人やっす〜の、今までの経験に基づくもので、必ずしもそうであると言う
訳ではないので、ご理解下さい。

1.曲を決めよう

作りたい曲を決めましょう。ここで重要になるのは、BMに合う曲・合わない曲があるという事です。
合わない曲と言うのは、もの凄くスローなバラードや、長音のストリングス等を多用した曲です。
 このような曲は、長音を表現しずらいMB音源では、とても作りにくいのです。
しかし、連続音で擬似的に表現することも出来ますが、あまりオススメできません。
(このHPの、「J-E-N-O-V-A」や「巨人のダンジョン」がそれに当たる。前者は、主旋律こそ長音だが
BPMも速いし、バックがとてもリズミカルな為比較的問題ないが、後者はこの音源では本来作る
べきではないBMSと言える。)

右図は「J-E-N-O-V-A」の、長音を擬似的に表現した部分。(
注:今は公開していません。
BPM176で、オルゴール音32分音符とブラス音24分音符が続いている。まさに雑音紙一重!?
J-E-N-O-V-Aの擬似長音

2.作ってみよう
 曲が決まったら、実際に作っていきましょう。

@)まず、ベースがある曲は、ベースの音から作っていきましょう。なぜならベースの音は、
曲全体が出来た後だと聞き取りにくいし、その曲にとって、その名の通り1番のベースとなるからです。
実際、ベースの音程がずれるとコードが変わってしまいます。(多分)
 比較的、ベース音というのは耳コピし易い音だと思いますが、どうしても音程が分からない時は、
各小節の出だしの音だけ合っていれば、何とかなる場合が多いです。
 曲調によっては低音のオルゴール・ストリングス・スチールギター(以下SG)等で、代用が利きます。
その辺は作る曲に合わせて、臨機応変に行きたいですね。

A)次に、ドラムを入れていきましょう。ドラムは、最も耳コピしずらい音の1つです。
基本的に、バスドラム・スネア・ハイハット・シンバルの組み合わせで作って行きます。
ハイハットはビートに合わせて、バスドラムはオモテ拍子、スネアはウラ拍子、
シンバルは曲の節目に使うのが最も基本的です。(右図:8ビートの基本リズム)
 しかし、実際の曲を聞いてみると、ほとんどがこのリズムではありません。特に、
バスドラムのリズムが異なっている場合が多いです。しかし、実はこのバスドラムが
最も耳コピしずらいので、ここはちょっと妥協して変に聞こえない程度に入れて
いきましょう。ちなみにsinbalを2つ入れるのは、ステレオ効果を利かせる為です。
 スネアドラムは目立つので、音色選択は慎重に行きましょう。
(なにげに、「2_elek」がなんにでも合うと感じるのは俺だけ?)
 余談ですが、MB音源の場合ドラムの厚さで、全体の良さがかなり違ってきます。
より良いBMSを作りたい方は、ドラムを実際よりちょっとハデにしてみましょう。
実は、私も結構やったりしてます。
8ビートの基本リズム

B)次に、主旋律を入れて行きましょう。主旋律が歌の場合は、それほど神経質になる必要はないと思います。
リズムや音程など、最低限のことが合っていれば問題ないです。
 ゲームミュージックなどで、速い曲の場合はちょっと大変ですが、出来れば正確に入れて行きたいところですね。
 ここでの音色選択ですが、オルゴール音・ストリングス・ピアノ・SG等が候補に挙げられます。
ストリングスは目立ちますが、伸びがありません。ピアノ・SGは伸びがありますが、目立ちません。
オルゴール音は目立つし伸びがあります!と言うことで、個人的にはオルゴール音をオススメしますが、
これも、作る曲の曲調によって決めて行きましょう。

C)これで基本の音が出来ました。ここまで来ると、だいぶ曲らしくなってくると思います。(多分)
あとは、この基本音だけの曲に、様々な装飾を付け加えていく作業です。この作業は、
譜面コピだと今までと変わらないですが、耳コピだと一気に難しくなります。

 耳コピの場合は、とりあえず聞こえる音を少しずつ拾っていくしかないです。
他には、コードを調べて入れていく方法があります。
SGのベタ弾きでも、リズムが合うとなかなかイイ感じになります。(例、snow drop→)
J-POPの曲なら、このHPのリンクにコードを紹介しているサイトがあるので、
そちらを参考にしてみて下さい。コードって何?って言う方は、申し訳ないですが、
ここではそこまで解説しきれません。他のサイトで調べてみて下さい。

 譜面コピの場合は、とりあえず全ての楽器を入れてみましょう。同時に、ちょくちょく聞きながら、
音色を変えてみたり、余分な音を省いたり、逆に音を厚くしてみたりしてみましょう。
その時、主旋律が十分目立っているかどうかに注意します。あくまで装飾ですので。
 コツとしては、主旋律が鳴っている所は引き、鳴っていない所は大胆に!
どうしても主旋律が目立たない場合は、主旋律を1オクターブ上げるか音色を変えてみる等
工夫してみましょう。ただし、オルゴール音は高すぎると耳が痛くなるので注意。
snow dropのサビSG


3.配置しよう
 曲が作れたら、鍵盤部分に音を配置していきましょう。
配置時は上下に音を移動させると、リズムが狂ってしまうので、絶対上下移動させてはいけません。
もし気づかない内に何ヶ所もそれをやってしまうと、せっかく作った曲が台無しになるので、保存はこまめにしましょう。
 配置については、人それぞれの好みがあると思いますが、ここでは、自分が心がけている事を述べて行きます。

   @)同時押し不可能キー配置は避ける
     主に、黒鍵(青いキー)を含んでいる3つ以上の同時押しは、
     不可能とされているので注意しましょう。これを多用されるとヤル気がなくなります。
   A)難易度に見合った配置をしよう
     これはとても難しい事なんですが、
     簡単すぎても難しすぎてもいけません。そして、単調すぎても飽きられます。
   B)隣り合ったキー(白鍵と黒鍵)の多用
     隣り合ったキーは押しにくいために嫌う人が多いので注意が必要です。
   C)低音は左、高音は右
     これは、ピアノをやってる人がかなり気にすると思います。
     実際、自分でも逆だと違和感が…
   D)何の音を叩いているかが解る
     何の音か解らないと、キーを叩く意味が無いカンジがするので…
     盛り上がってる時に、ハイハットとかは避けたいですね。
   E)スクラッチは、ほどよく
     あまり多用するのもどうかと…
     あくまで、効果音専用キーと言う事をお忘れなく。

と、こんな感じですかね。上から順に重要度が下がりますんで、以上の事を守りつつ柔軟に配置していきましょう。
@)以外は、時々破ってみるのも面白いと思います。



4.最後に

 以上の作業が終わったら、実際にプレイしてみましょう。実際にプレイすると、
配置等の手直しが必要な部分が、どんどん出てきます。何度も何度もテストプレイを繰り返し、
より良い物に仕上げましょう。そして、何種類かの難易度で、バージョン分けをしましょう。
理想的には、初心者用(★2〜3)、中級者用(★4〜5)、上級者用(★6〜7)位のレベルが良いでしょう。
 音的なことに関しては、サビでちゃんと盛り上がっているか?長過ぎてはいないか?
(理想:1分30秒〜2分30秒程度)ズレている音はないか?などに注意して、上手くまとめていきましょう。

 そして全ての作業が終わり、自分の納得のいくBMSが出来上がったら、
うちのサイトの様に代理公開してくれるHPがあるので、代理UPしてもらいましょう。
(もちろんHP作って公開してもOK!ホームページの作り方は、自分で調べてね…)
自分の作品に初めて感想をもらった時は、何とも言えない快感が味わえるはずです!


以上が、管理人やっす〜からのBMS作成についてのアドバイスです。
この解説を見て、一人でも多くの方がBMS製作に興味を持って頂ける事を、
そして、BM界のより良い発展につながる事を願っています。GOOD LUCK!


5.更に良いBMSを作る...  ↑Menuへ戻る
 ここでは、やっす〜の経験に基づくBMS作りのテクニックを紹介したいと思います。


[BMCreate小技集]

○音色を変えてみたい時
  一度作ったモノが何となく気に入らなくて、他の音色に変えてみたい時や、
 オクターブ変えてみたい時は、その音が配置されたままの状態で、
 "登録部分のみ"他の音色に変えてみましょう。(その時、音程がズレない様に注意)
 そうすると、別の音に素早く変える事が出来ます。
  このテクニックを駆使して、その曲に1番合った音色を選んでいくのが、
 より良いBMSを作る重要なポイントとなります。

○音量を大きくする
  同じWAVファイルを2ヶ所以上登録し、同時に鳴る様に配置する。ただし、音割れ注意。
 (例:THE NEPENTHESのベースなど)
  上の場合、かなりの音量をアップさせる事が出来ます(1.5倍位)が、
 もっとソフトにボリュームアップさせたい場合はオクターブ和音を使うことをオススメします。

○登録WAVの素早い並べ替え
  登録したWAVを移動させる上下矢印は、マウスの"左右クリック連打"で
 登録ヵ所を素早く移動させることが出来ます。これを利用して登録部分を整理しておきましょう。

○未使用WAV・BMPの登録解除
  [ファイル]→[未使用WAV・BMPの登録解除]で、未使用WAV・BMPの登録解除が出来ます。
 一通り曲が出来たら、これを利用して、微調整の為の登録スペースを広くしておきましょう。


[やっす〜流音源活用法]

○「rev_sinbal」の使い方
  曲の節目に使うシンバルに合わせて配置しましょう。
 ここで注意する事は、必ずシンバルが鳴るより先に鳴り終らなければならない事。
 理想は、「rev_sinbal」が鳴り終わる瞬間にシンバルが鳴るカンジですね。
 もしシンバルの後にも「rev_sinbal」の音が残っていると、非常に目立ってヘンです。
  あと無音に差し掛かるところに使うのも効果的です。(例:花葬)
 私は、これにはいつも、32分音符単位で微調節するくらい、気を使っています。

○カッティングの擬似表現
  「SG」の和音を連続して用いる時、その中に高音を除く和音を織り交ぜると、
 カッティングの様に聞こえます。これはなにげにカッコイイのでオススメです。
 もっと、目立たせたい場合は、「BH SoundSet」の短い方の音と組み合わせましょう。
 ギターソロ等の時は、後者の方が効果的です。(例:いばらの涙、fateなど)


←下より強いカッティング


←この部分が
カッティングの様にに聞こえる
注)音程が分かり易い様に、オルゴール音で代用しています


○オススメする音色組み合わせ
  ・「sinbal」+「sinbal2」…ステレオ効果の基本です。インパクトが欲しい時に。
  ・「オルゴール音」+「SG」…綺麗な音で目立たせることが出来ます。主に主旋律に。
  ・「SG」+「Piano」…綺麗な音で目立たせることが出来ます。主にBGMに。
             高音だとオルゴール音ぽい音になります。
  ・「ベース音」+「低音SG」…ベース音を目立たせたい時などに。