ミカヅキを聴け!〜ミカヅキ・イン・ロック BY ミカヅキ鉄甲団〜



2000年後半にミカヅキ・プロジェクトというものがあったのをご存知でしょうか。
「20世紀最後の特撮モノ」という触れ込みで「鉄甲機ミカヅキ」という特撮モノが2000年後半から2001年3月にかけて深夜の超深い時間帯に放映されておりました。
私は番組は観てないのですが、キャストは結構豪華だったようですなぁ…。(観てないのか…)
原作はノベライズされていて、角川スニーカー文庫から発売されています。(これは読んだ)

このミカヅキ・プロジェクト、何がすごいって音楽がすごいの!
このプロジェクトのためにミカヅキ鉄甲団というユニットが結成されたのデス。
日本からはHatake(G)などが参加してるんですが、海外からの参加組が超豪華!
Don Dokken(Vo.),Paul Gilbert(G), Richie Kotzen(G), Devin Townsend(Vo.) などなど…。
日本の特撮好きな大物ロックアーティストがこぞって参加してたのよ。
彼らは超ノリ気のマジ参加。
たまーに見かけるお飾りゲスト参加者とは訳が違います。
大喜びで特撮系コスプレで取材受けたりしてましたが…(笑)

2000年末にミカヅキ・イン・ロックというサントラCDが発売されたのですがこれはすべて新録。
楽曲の完成度はかなり高いです。
ギタープレイ然り、ヴォーカル然り…。
大物アーティストがユニットを組むと往々にして我の張り合いになっちゃって結局期待した完成度のものができなかった、なんていうことがあるんですが、このミカヅキについては杞憂に終わったようです。
…あくまでも主役は特撮のミカヅキですから(笑)
中でもお気に入りなのはOPソングだったCresent Moon。
Don Dokkenの高音シャウトが!Paul Girbertのスーパープレイが!
一切手抜きナシの本気(と書いてマジと読む)プレイで一撃必殺でした。
アルバム全体としてはサントラというだけあって、HR/HM一色というわけでもなく、緩急織り交ぜた構成。
ちなみに初回限定版にはミカヅキのフィギュア付(笑)
ま、限定版でなくても良いのですが、HR/HM好きならまずはミカヅキを聴け!(笑)



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