叫びとハモりの融合

casually dressed & deep in conversation アルバムレビュー
〜日記に書いたものを抜粋&改訂〜

 FUNERAL for a FRIEND(通称FFAF)のcasually dressed & deep in conversationをゲット。

 先日、CDショップで試聴して一撃必殺でした。
聞いた瞬間購入決定したのは1月の名古屋で購入したInstant Monk以来かな。
あちらは国内のジャムセッション系バンドでしたが、FFAFはUKのウェールズ出身のHR/HM系バンドです。
 サウンドは北欧メタル系のツインボーカルと今の流行系のスクリーモが融合した感じ。
(最近ロックのジャンル分けが細かくなりすぎてよく分からん…)

 1曲目のrookie of the yearを聞いた時点できゅぅ〜ん!と。ハートに一撃ですよ。

 彼らの外見はモロにUKのロックバンドのお兄ちゃんなわけですが、彼らのツインボーカルの美しさといったら!
めっちゃメロディアスなのよぅ〜!

 バックグラウンドのサウンドとメロディ構成はUKロックの基盤をしっかり固めた感じです。
ギターの音作りとリフ構成がいかにもな感じだし。
それだと普通のロックバンドで終わってしまうのですが、そこに加わるツインボーカルのハーモニーとスクリーモの割合が良い。
メロディアスな感じで終わるのかと思いきや、スクリームが入ったり、はたまたスクリーモな曲なのかと思えば、メロディアスになったりで、飽きない。

 あのメロディアスなサビを聴くと、突き抜けるような、それでいて冷んやりと一気に世界が広がるような感じがします。

 10曲目、「your revolution is a joke」ではバラードでの実力もバッチリ発揮されています。
バラードはバンドの実力が分かっちゃうからある意味怖いんですが、切ないサウンドがmarvelous!

 昨年度のUK Best British NewcomerをThe Darknessを抑えて受賞したそうで、既にUKでは大ブレイクしている模様ですね。
3曲目、「juneau」は確かに聴いたことあるかも(笑)

 おすすめは「rookie of the year」「juneau」「your revolution is a joke」あたりかな。

 日本盤特典はCDエクストラ仕様で、「juneau」「she drove me to daytime television」「escape artists never die」のPVが収録されています。

ってかFUNERAL for a FRIENDって、バンド名、不吉やな〜(笑)


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