KASABIAN
カサビアン

***up:2004/08/30

2004/08/25 アルバム「KASABIAN」
2004/07/07 日本デビューシングル「Club Foot EP」
その他LP盤など。

Tom Meighan -Vo.
Sergio Pizzorno -Songwriater, Guitar & Keys
Christopher Karloff -Guitar, Keyboards
Chris Edwards -Bass

“アメリカ中心の今、イギリスは応戦しなければならない。イギリスはロックン・ロールを所有しないが、その守護神で、ストーンズやツェッペリン、ピストルズを見れば解るように、誰にも明白な事実だ。俺達はイギリスの救世主になり、ロックン・ロールに風穴をあけてやるのさ。”

イギリスのバンド。サマソニ04にも出演し、アルバム発売前だというにもかかわらず入場規制になるほどの人気です。
カサビアンといえばあのアルバムやシングルのジャケットにのってる口を布で覆った人が頭に浮かぶ人が多いと思います。
とにかくジャケットからカッコイイです。ジャケ買いした人も多いはず。自分もその一人です。
で、かっこいいのはジャケットだけじゃなく曲も相当ヤバいです。
ロック+コンピューターサウンドな構成で、ダンスミュージックなのではないかと思います。
最近いろいろなイギリスのバンドがたーくさん出てきてますが、その中でもカサビアンは一味違ったバンドなのではないでしょうか。
雑誌などでは「プライマルスクリーム直系のサウンド」なんてよく言われてますね。
ある雑誌のインタビューでは、ギターのセルジオが影響を受けたアーティストとして「タンジェリン・ドリーム、デヴィッド・アクセルロッド、DJシャドウ」をあげています。
プライマルは最高のバンドだともいってました。
「イギリスのシーンはそろそろ変わるべき時期」らしいです。

個人的な話ですが、今自分はこのカサビアンにどーーーっぷりはまってます。
LPも二種類買っちゃったし、アルバムは予約済み。
来日公演も決まってかなり楽しみです!

このバンド、聴いてて損は無いと思います。
メンバーもいい男だし(ちなみに自分も男です。変な意味じゃなくて!)、とにかく曲が相当きてます。
アルバム&単独来日が楽しみでしかたないです!!!


http://www.kasabian.co.uk/
いろんな仕掛けがあって面白いオフィシャルサイトです。


*****Disc Review
「KASABIAN」
2004/08/25リリース。
待望のアルバムです。
ジャケットはもちろんあの覆面で、しかもそれが白黒なんで余計かっこいいです。
ケースも表も裏も中も外も全部黒いんでそれだけでも結構価値がるかも。飾りとしてですが。

で、音のほうはというと・・・正直イマイチでした。
「Club Foot EP」のときのインパクトはどこへいったんだ!って感じです。
全体的におとなしすぎる気がします。
3曲目に「Reason Is Treason」のシングルとは別バージョンが収録されてますが、これもぜんぜんかっこよくないです。なかにはいい曲もあるんですけどね。
でもやっぱりあれだけ期待してた自分としてはショックです。

来日も決まってたし、絶対行く!って決めてましたが悩んでます。
サマソニのライブはかなりよかったけど、このアルバムじゃあなー、と思ったり。

エンハンスト仕様で「Club Foot」のPVのメイキングが入ってます。
これはなかなかかっこいい。



「Club Foot EP」
三曲入り。ビデオが他に2本入ってます。
日本でのデビューシングルとなるこのEPはタイトル曲「Club Foot」、「Reason Is Treason」、「Trash Can」が収録されてます。
雑誌とかでよく言われるのが、「危険な音」とか「殺意を感じる」とかそういった言葉なんですが、ほんとにそうです。
とにかくかっこいいです。聴いてください。


↓カサビアンの限定LP。左から「L.S.F.」「Club Foot」。ジャケットかっこよすぎます。