教会暦 > マリアのエリサベト訪問の祝日

カンタータ: 14710

書簡章句:イザヤ 11:1-5

1 エッサイの株からひとつの芽が萌えいで/その根からひとつの若枝が育ち 2 その上に主の霊がとどまる。知恵と識別の霊/思慮と勇気の霊/主を知り、畏れ敬う霊。 3 彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。目に見えるところによって裁きを行わず/耳にするところによって弁護することはない。 4 弱い人のために正当な裁きを行い/この地の貧しい人を公平に弁護する。その口の鞭をもって地を打ち/唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。 5 正義をその腰の帯とし/真実をその身に帯びる。

出典 : 日本聖書協会『新共同訳 旧約聖書』 イザヤ書11章1~5節

福音書章句:ルカ 1:39-56 (マリアのエリサベト訪問、マリアのほめ歌)

39 そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。 40 そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。 41 マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。エリサベトは聖霊に満たされて、 42 声高らかに言った。「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています。 43 わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、どういうわけでしょう。 44 あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。 45 主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。46 そこで、マリアは言った。 47わたしの魂は主をあがめ、/わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます。 48 身分の低い、この主のはしためにも/目を留めてくださったからです。今から後、いつの世の人も/わたしを幸いな者と言うでしょう、 49 力ある方が、/わたしに偉大なことをなさいましたから。その御名は尊く、 50 その憐れみは代々に限りなく、/主を畏れる者に及びます。 51 主はその腕で力を振るい、/思い上がる者を打ち散らし、 52 権力ある者をその座から引き降ろし、/身分の低い者を高く上げ、 53 飢えた人を良い物で満たし、/富める者を空腹のまま追い返されます。 54 その僕イスラエルを受け入れて、/憐れみをお忘れになりません、 55 わたしたちの先祖におっしゃったとおり、/アブラハムとその子孫に対してとこしえに。56 マリアは、三か月ほどエリサベトのところに滞在してから、自分の家に帰った。

出典 : 日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』 ルカによる福音書1章39~56節