教会暦 > 復活節第3日

カンタータ: 134145158

書簡章句:使徒言行録 13:26-33

26 兄弟たち、アブラハムの子孫の方々、ならびにあなたがたの中にいて神を畏れる人たち、この救いの言葉はわたしたちに送られました。 27 エルサレムに住む人々やその指導者たちは、イエスを認めず、また、安息日ごとに読まれる預言者の言葉を理解せず、イエスを罪に定めることによって、その言葉を実現させたのです。 28 そして、死に当たる理由は何も見いだせなかったのに、イエスを死刑にするようにとピラトに求めました。 29 こうして、イエスについて書かれていることがすべて実現した後、人々はイエスを木から降ろし、墓に葬りました。 30 しかし、神はイエスを死者の中から復活させてくださったのです。 31 このイエスは、御自分と一緒にガリラヤからエルサレムに上った人々に、幾日にもわたって姿を現されました。その人たちは、今、民に対してイエスの証人となっています。 32 わたしたちも、先祖に与えられた約束について、あなたがたに福音を告げ知らせています。 33 つまり、神はイエスを復活させて、わたしたち子孫のためにその約束を果たしてくださったのです。それは詩編の第二編にも、/『あなたはわたしの子、/わたしは今日あなたを産んだ』/と書いてあるとおりです。

出典 : 日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』 使徒言行録 13章26~33節

福音書章句:ルカ 24:36-47 (復活したイエスが、エルサレムで弟子たちの前に現れる)

36 こういうことを話していると、イエス御自身が彼らの真ん中に立ち、「あなたがたに平和があるように」と言われた。 37 彼らは恐れおののき、亡霊を見ているのだと思った。 38 そこで、イエスは言われた。「なぜ、うろたえているのか。どうして心に疑いを起こすのか。 39 わたしの手や足を見なさい。まさしくわたしだ。触ってよく見なさい。亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見えるとおり、わたしにはそれがある。40 こう言って、イエスは手と足をお見せになった。 41 彼らが喜びのあまりまだ信じられず、不思議がっているので、イエスは、「ここに何か食べ物があるか」と言われた。 42 そこで、焼いた魚を一切れ差し出すと、 43 イエスはそれを取って、彼らの前で食べられた。 44 イエスは言われた。「わたしについてモーセの律法と預言者の書と詩編に書いてある事柄は、必ずすべて実現する。これこそ、まだあなたがたと一緒にいたころ、言っておいたことである。45 そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、 46 言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。 47 また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、

出典 : 日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』 ルカによる福音書24章36~47節