いつかまた君のこと思い出す日が来るだろう
君の懐かしい声は今年の雪とともに融けた
電柱を蹴り飛ばし泣いた夜もいくつもあった
君がそばにいないだけ ただそれだけなのに
こんなにも澄んだ春の空を見上げる僕は
まだ君のこと 忘れられてない

遠くに行ってしまった恋人よ 僕は歌う 君に声が届くように
胸の奥の方がチクリチクリ痛むけれど春の風はとても優しくて

頭の奥が熱くなり 気失いそうになるけれど
これからは僕一人だけで生きていこうと決めたから

遠くに行ってしまった恋人よ 君は今何を思っているのですか?
もうすぐ桜咲くような風が吹く 少しだけど僕は前を向ける気がしたよ
遠くに行ってしまった恋人よ 僕は歌う 君に声が届くように
胸の奥の方がチクリチクリ痛むけれど春の風はとても優しくて

さようなら 手を振って汽車に揺られて君は行った
冬の終わりは冷たくて僕は雪蹴り飛ばした
さようなら 恋人よ
ありがとう 恋人よ



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