関の灯台


長い階段手を引かれ
ゆっくり下りた砂浜を
今は一人で眺めてる
二度と帰らぬ人を待ち

関の灯台はいくつの
出会いと別れを照らしただろう
闇に隠れた恋さえも

白い砂粒握り締め
ゆっくり落ちる砂時計
いつか二人で暮らせると
嘘を信じて罪を抱く

関の灯台はいつでも
波間の迷いを照らし出すのに
明日は見えないこの私

関の灯台はいつでも
波間の迷いを照らし出すけど
闇よ隠してこの心

 

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