アクアリウムの向こう側


君の姿探し
迷い込む
透明な街はラビリンス
影はそこにあるのに
何故だろう
ためらいが
視界濁らせる

何を言えばあのとき
君を抱いたままで
いられたのか教えてよ
僕は知らないんだ
胸のカギ
まだ何も見つけられない
名前叫んでも届かないよ

「愛してる」君の目を見つめて
囁いた腕の中
覚えてる 温もりと香りは
現実のものだった
いつからか 駆け引きに溺れて
お互いを見失い
まぼろしの姿だけ追いかけ
抜けがらを抱いている

遠くに見える 君の微笑み
千切れるほどに腕伸ばしても
届きはしない なぜならそれは
ガラスに映る僕の影だから 




君の心求め
迷い込む
透明な壁のラビリンス
愛はそこにあるのに
何故だろう
ためらいが
決意鈍らせる

何を言えばあのとき
君を抱いたままで
いられたのか教えてよ
僕は知らないんだ
真実を
まだ何も見つけられない
想い叫んでも届かないよ

いつまでもそばにいるつもりで
ただ強く抱き締めた
あんなにも 温もりと香りを
確かめたはずなのに

歪んでいくよ 君の微笑み
千切れるほどに腕伸ばしても
届きはしない なぜならそれは
はかなく消える僕の夢だから









君の姿探し
迷い込む
街は水晶のラビリンス
影はそこにあるのに
何故だろう
ためらいが
視界濁らせる

何を言えばあのとき
君を抱いたままで
いられたのか教えてよ
僕は何も知らない
胸のカギ
まだ何も見つけられない
名前叫んでも届かないよ















 

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