「え? 今度の日の曜日ですか?」
宮殿の階段で通りすがりに、俺はオリヴィエ様から
ルヴァ様の私邸で定期的に開かれるお茶会に誘われた。
「ウン、良かったらおいで。お茶だけじゃなくてジュースとかも用意しとくからさ」
今までも度々誘われたことはあったけど、
どちらかというと参加しないことのほうが多かった。
いつものメンバー…ルヴァ様やオリヴィエ様、そしてリュミエール様は
俺なんかと違っていてすごく大人で落ち着いていて……お邪魔するのが
申し訳ない気がしていたからだ。