2003年9月7日
渋谷AXにてSOILWORK&CHILDREN OF BODOMを見てきました

チルボドと言えば前回2月に
HALFORDの前座として AXのすぐ近く渋谷公会堂でライブを行ったばかりです
年内にもう一度 今度はメインでやって来てくれるとは嬉しいもの

16時開場 そして17時に開演
まずはスペシャルゲストとして参加したSOILWORKの出番です


SOILWORK

まぁ、最新アルバムしか聞いてないわけでして・・・
曲名もま〜〜ったくわからないわけですw

17時開演時刻ほぼ同時に場内が暗転
メンバーがぞろぞろと出てきます

ボーカルのスキンヘッドはやたら存在感ありましたが
おおむね盛り上がっていたのは前列の一部分だけと言った感じ

実力的にはかなり高いバンドなのですが
好き嫌いが分かれる部分もあるわけで・・・
とりあえずは省エネモードでチルボドの出番に備えてました

今回はステージ最前の方 向かって左手側で見ていたので
目の前には終始べーシストの人がいました
かなりの長身でかっこよかったです^^

演奏力もあり 表現力もあるバンドだけに
こういう機会で見られたのは嬉しい限りですが
やっぱりそれほど熱狂的に盛り上がれるわけでもなかったな

約1時間ほどの出番を終えて
メンバーは入場同様ぞろぞろとステージ脇に消えていきました

フロアを暖めるのに十分な役割は果たした熱演でした
単独公演できるレベルのバンドだけに
前座と言う地位がもったいないかなとも思います


さて、セットチェンジ中には来年2月に来日が決まっている
HELLOWEENの新作がBGMとして流れていました

チェンジ中に突然スタッフのMCが入り
なんと前日の名古屋公演ではアレキシの体調不良のために
公演が中止になったのだとか・・・・
しかし、今日はバンドもやる気満々 みんなで支えてあげてくださいとのお言葉とともに
フロアは再び盛り上がる

バックドロップには巨大なHATE CREW DEATH ROLL のアルバムジャケットが掲げられます

セットチェンジの終わった18時30分ちょっと前
気づいてた人は気づいていたと思うけど
会場のライトが一個 また一個消えていって
最後には一気にライトが消灯

ついにメイン CHILDREN OF BODOMの登場です


前回のHALFORDの前座の時と同じよくわからないSEと同時に
会場は緑のライトで照らされました

そのライトの中に一人ずつメンバーが登場
今回は来日前にギタリストが脱退した関係で
SINERGYのローぺが助っ人参戦

メンバーが出揃っった所でドラムのカウントから
ニューアルバムの一曲目 NEEDLE 24/7でライブスタート
この高速ナンバーはオープニングにぴったり

フロアの盛り上がりも前座とは段違いになります
HALFORDの時はそれほど盛り上がらなかったチルボドですが
さすがに自分たちがメインとなれば凄まじい威力があります

一曲目終了と同時にCHOKEHOLDのイントロSE
フロアからの掛け声は自然発生します

2月に見た時も思いましたが
アレキシ&ヤンネの掛け合いは素晴らしすぎるの一言
おまけにローぺのギタープレイもかなりの腕前

最前の方で見ていたので アレキシ君もちょくちょくこっちに聞いてくれたのですが
元々青白い顔がさらに白かった気もします
やっぱり体調は完璧ではなかった模様

しかし、体調が悪いことを感じさせない好演奏を続けます
SILENT NIGHT BODOM NIGHT、LAKE BODOM などのライブ定番の名曲
2月の時は演奏されなかったSIXPOUNDERなどのニューアルバムからの曲
今回はニューアルバムからの曲が多かった気がします

さらにはアレキシのギターソロタイム
ヤンネのキーボードソロタイム
二人のバトルタイムなど
見所がとにかく満載

今回アレキシを見てて強く思ったのが
MEGADETHのムステイン大佐に良く似ているところ
メインギターがフライングVって言うところだけではなく
演奏スタイルも良く似てます

ライブ終盤には初期チルボドの掛け合いが見事な
TOWARD DEAD ENDも演奏され フロアをより熱狂させてくれます

本編最後を飾るのはやっぱりこの曲
強力なリフを装備した HATE CREW DEATHROLL
この曲は盛り上がらずにはいられない強力すぎるナンバーです
少しアレンジを変えてライブバージョンで演奏されたこの曲で本編は終了

アンコールをするまでもなく
さっさと出てくるメンバー達
アンコールではDOWNFALL一曲のみでしたが
この曲の見事なソロ合戦はいつ聴いても感動的です

メインライブにしては時間が少し短いかなとも思いましたが
最後にはアレキシがムステイン大佐同様
フライングVを頭上に掲げてのピースサインを出して無事に終了

おおむねやるべき曲はやってくれたし
前回の公演を合わせればニューアルバムの曲はカヴァーを除けば全てカヴァーしています
それだけ今回のアルバムに絶対の自信を持っていると言うことでしょう

あとはアレキシ君の不調がやっぱり惜しまれる
万全だったならさらに凄まじいライブを見せてくれただろうに・・・