先日 福岡まで飛んでHELLOWEEN見てきたわけですが
今回のライブはできばえが素晴らしい もう一回見たいということで
かなり無理くり東京公演行って来ました

仕事上がってすぐ半蔵門線に飛び乗り 表参道からタクシーを使う金に糸目をつけないコースで
今回の東京公演会場 SHIBUYA-AX へと到着
ダフ屋が居なかったので当日券を購入して中へと・・・

到着した時には既にHELLOWEENがライブをスタートしており
途中からの参加になりましたが
MURDRERから見れたのでおそらく2曲目からでしょう

会場に入り とりあえず場所確保してライブ参戦したところ
どうもアンディの声が全然聞こえてこない
東京はこんなにサウンドバランス悪いのか?なんて思ってたら
どうやらトラブルでマイクの声が出てなかっただけだったらしいw

MURDRER終了後 アンディが挨拶をし
守護神伝からとびっきり短い曲をやろうとMC
福岡と同じパターンで KEEPER OF THE SEVEN KEYS へ

福岡の時よりメンバーが絡んでいる時間が増えている気がする
3人並んでネック振ってる光景は今日は何度も披露してました

ラスサビでは福岡同様 アンディ先生のシモネタ交じりに
フロアからの大合唱
アンディ先生は自分でシモネタ言っておきながら自分で爆笑してたりと
相変わらずのお茶目振りです

大合唱からの大団円を迎えると
次はサシャのギターソロ
ポール・ギルバートを彷彿させるバッハのフーガを交えたギターソロ
これは福岡では見せてません
そこからお馴染みのイントロを紡ぎだし FUTURE WORLD へ
この曲でもサシャとマーカスが仲良くネックをそろえて振っていたりと
福岡の時より格段にまとまりが出てきている気がします

アンディがMCを入れ チェーンスモーカーヴァイキーの書いた曲をやろうと紹介
大空を自由に飛び回る鳥の曲だよ イーグル!
といえばこれは当然フライ フリー!のお答え
EAGLE FLY FREE ではサシャがローランドとは違ったパターンのソロを弾くのも見所

キーボードの重厚なペダルトーンが響く中
アンディがBETTER THAN RAWからの曲 HEY LORD と紹介し
曲は HEY LORD へ
中間部ではバックが一斉に演奏をストップしフロアとの簡単な掛け合いも
HEY LORD! とアンディが歌えば
それを受けてフロアからHEY LORDの歓声
そして曲はラスサビへと
この曲は本当にライブ栄えする曲だと思います

美しいピアノの調べから曲はFOREVER AND ONEへ
今回はバラードが入ることでゆっくりできる時間もあるのがまたいいです

アンディが身長2メートル HELLOWEEN1の大男サシャの書いた曲をやるよと紹介して
OPEN YOUR LIFEへ
この曲もサビを一緒に歌えるライブ栄えするナンバーです

アンディがドクター?と問いかければ
DR,STEIN と答えるのがフロアの礼儀
福岡ほどでもないにしろスピードアップしたDR.STEIN
マーカスはやっぱりアンディにつかまってヘッドバンキングさせられてます
サシャ&ヴァイキーのギターソロも見事
ローランドの時は二人が向かい合ってのソロ合戦ってあんまり見たことない気がする
同じ曲やってるのに不思議な感じです

アンディがステージ袖からヨーンを呼び出し フロアに紹介
一音も間違えずに弾く凄腕キーボード ヨーンだよ 彼の美しい調べから始まる曲をやろう
と紹介して曲はIF I COULD FLYへ
パワーバラードのこの曲でも少しゆっくりすることができ ここ数年の選曲では一番のセットリストなんじゃないかと思います

重いSEの中今度は簡単なステファンのドラムソロを交えて
BACK AGAINST THE WALL へと
中間リフでストロボが炊かれる演出も福岡同様

MCが入り 3年前に右と左に分けて歌ってもらった曲なんだけどみんな覚えてる?
と言いながら力こぶを作るアンディ
フロアからはいち早くパワーの声
本編最後には掛け合いを交えたPOWER
掛け合いの部分ではヴァイキー&サシャが椅子に座ってステージを走り回る演出もw
これは福岡にはなかった
フロアを競い合わせて大合唱になったところでエンディングへ
WE GOT THE! POWER!!!! の大合唱で本編を終了

アンコールではまずステファンが素手でのドラムソロを見せ
シタールを持ったサシャが登場
遊び半分でシタールを持ったままPERFECT GENTLEMANのイントロを弾いたりしながら
曲はやっぱり SUN 4 THE WORLD へ

そしてキーボードの奇妙な旋律からアンディのコール
HOW MANY TEARS
で最後の一曲がスタート
中間の叙情パートではやっぱりサシャ&ヴァイキーがお互いを刺激しながら
フロアを楽しませてくれます
ヴァイキーがこんなに楽しそうにギターを弾いているのも今のバンドの状態がホントにいいからでしょう

叙情パートからステファンのスネアロールが入り
再びスピードパート そしてツインリードを経てラスサビへ

エンディングではドラムセットの前にフロント3人が並んで
揃えてネックを振る光景 本当に楽しそう
マーカスとサシャが楽器を交換し
フロアに挨拶を終えたアンディがヴァイキーのギターを渡され
そのままエンディングへと

福岡とセットリストは全く同じだったのがちょっと残念だけど
それでも今のHELLOWEENを見れるだけで十分

振り返ってみれば前回の来日公演と被っている曲目は
EAGLE FLY FREE、FUTURE WORLD、DR.STEIN、POWER、HOW MANY TEARS の5曲だけ
他は総入れ替えになっているんだから引き出しの多いバンドだと思います
今回のHELLOWEENはニューアルバムからの曲より
ツインリードを主体にした選曲が本当に多い
原点回帰 最近この言葉を実践するメタルバンドが増えてきていますが
HELLOWEENもまた原点に立ち返って
HELLOWEENらしい魅力を完全に取り戻したと思います
笑顔が自然にこぼれていく そんなライブこそHELLOWEENだと思います