この頃より既にアレキシのギター＆ヤンネのキーボードを中心にした曲構成は
完成されている

複雑な構成の曲が非常に多く
技巧の高さを見せる部分も多い
リフの面ではまだまだ弱い部分もあるが
それを補って余りあるメロディの美しさは絶品

前作よりさらに流麗なメロディラインに磨きがかかった
既にスタイルを確立させた一枚といえる

メロディはそのままにさらに強力なリフを装備した一品
この流れからHATE　CREW〜に成長していく道がよくわかる

既に隙が見当たらない素晴らしいバンドに成長したといえる

ライブアルバム
技巧の高さをしっかりと見せ付ける素晴らしいライブ

アルバムだけのスタジオミュージシャンが多い中
しっかりとライブでも再現できる力があるのは見事

選曲的にもベスト的要素があるので
入門には最適な一枚

チルボドの傑作アルバム
巧みなアレンジにより　グルーブ＆メロディの見事な調和を達成
ブルータルで徹頭徹尾なヘヴィメタルである上に
哀愁すら感じさせる美しい旋律メロディラインを描き出している

アレキシのデスボーカルもメロディラインがあり
ただ吼えるだけのデスメタルとは段違いの素晴らしさ

これをメタルといわず何をメタルという？
文句なしのお薦めアルバム