3rd アルバム「ひとりとふたり」



全10曲
完全限定1000枚
定価\2.625(税抜価格\2.500)
KT-013
発売元:空間投影/販売元:オング ディストリビューション

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◎収録曲

1.ヤケド 詩・曲:やす

2.バスタブ 詩:やす 曲:TATSUYA(HAMLET MACHINE)

3.救いようのない瓶詰の物語 詩:バニラ 曲:静暮

4.風の娘 詩・曲:静暮

5.さくら 詩・曲:作者不詳

6.桜櫻回想録 詩:バニラ 曲:静暮

7.夢十夜 詩・曲:静暮

8.ふたり 詩:バニラ 曲:静暮

9.歪み絵 詩:やす 曲:TATSUYA(HAMLET MACHINE)

10.colors 詩:バニラ 曲:静暮


ゲストミュージシャン
静暮(アネモネOG):唄・コーラス・朗読
由田直也(RED SUN):アレンジメント
  未完成のカリラ:アコースティックギター

フォトグラフ
冩眞館ゼラチン

アートワーク
桜井アヲ(ROCKETMAN BLUES)


ヴォーカルユニット「アネモネ」の3枚目のアルバム『ひとりとふたり』が、前作から2年半の時を経て完成した。
バニラの妖艶なアルトの声、ソフトで繊細な響きをもつ やすの声。核となる「ふたり」が、多彩なゲストを迎えて、とりどりの音世界を繰り広げる。

『これは、音で彩る極上の短編小説集。』

報われない気持ちが、ひとひら、またひとひらと忘却や諦めとなって、心の奥深くに落ちていく。光の当たらない場所に澱んだそれらは時折、形のない不安や恐怖となって私達を包む。「もしかするとこれが本当の自分なのではないか」と。
このアルバム『ひとりとふたり』には、そんな場所から採取された濃厚なドラマが、ひとつひとつ大切に綴じられ、並んでいる。
そこに語られる感情は、決して「他人事」ではない。健全な日常の、薄い薄い皮膚の下。脈打つ人なら誰しもが抱き得る、どろりとした感情。
アネモネの得意とする寂寥感あふれる歌詞とメロディー、そしてゲストミュージシャンによる鮮やかなアレンジにより開かれた別世界で、その感情は活き活きと躍動する。
ひきつれた傷痕を抱いて膝を抱えた、その心が謳う。ねじれた愛を瓶詰めにして海原へと放つ。拠(よりどころ)を求めて花鳥風月あらゆるものに変幻する心のかたち。
ひとりになったり、ふたりになったり、ひとりとふたりでさんにんになったりしながら。

そう、タイトルに巧妙に仕掛けられた「さんにんめ」を抜きに、このアルバム『ひとりとふたり』は語れない。
前作『風の娘』に引き続き、一部楽曲のアレンジをはじめ、アルバム全体のレコーディングエンジニアとしてディレクションに深く関わった由田直也(RED SUN /ex.Valentine D.C.)。
独自のサウンドでやすの詩世界を自由自在に遊ばせるTATSUYA(HAMLET MACHINE)も、アネモネのアルバムには欠かせない存在となった。また、ライブで既に何度かコラボレーションを果たしている未完成のカリラがアコースティックギターで参加。前作までアネモネに在籍していた静暮も、楽曲提供と歌声による参加でエールを送る。

アルバムジャケット・ブックレットは、前回に引き続きアートディレクションに桜井アヲ (ROCKETMAN BLUES・cali≠gariギタリスト[桜井青])、フォトグラファーに寫眞館ゼラチンを起用。今回もヴィジュアル面でアネモネの世界観を大きく支えた。

ひとつひとつが趣を異にする十編の短編小説。誰しもがその中に、一度はあなた自身を見るだろう。

吉野淡雪(サアカス篇集室)




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