◎収録曲 1.ヤケド 詩・曲:やす 2.バスタブ 詩:やす 曲:TATSUYA(HAMLET MACHINE) 3.救いようのない瓶詰の物語 詩:バニラ 曲:静暮 4.風の娘 詩・曲:静暮 5.さくら 詩・曲:作者不詳 6.桜櫻回想録 詩:バニラ 曲:静暮 7.夢十夜 詩・曲:静暮 8.ふたり 詩:バニラ 曲:静暮 9.歪み絵 詩:やす 曲:TATSUYA(HAMLET MACHINE) 10.colors 詩:バニラ 曲:静暮 |
ゲストミュージシャン 静暮(アネモネOG):唄・コーラス・朗読 由田直也(RED SUN):アレンジメント 未完成のカリラ:アコースティックギター フォトグラフ 冩眞館ゼラチン アートワーク 桜井アヲ(ROCKETMAN BLUES) |
ヴォーカルユニット「アネモネ」の3枚目のアルバム『ひとりとふたり』が、前作から2年半の時を経て完成した。
バニラの妖艶なアルトの声、ソフトで繊細な響きをもつ やすの声。核となる「ふたり」が、多彩なゲストを迎えて、とりどりの音世界を繰り広げる。 『これは、音で彩る極上の短編小説集。』 報われない気持ちが、ひとひら、またひとひらと忘却や諦めとなって、心の奥深くに落ちていく。光の当たらない場所に澱んだそれらは時折、形のない不安や恐怖となって私達を包む。「もしかするとこれが本当の自分なのではないか」と。 そう、タイトルに巧妙に仕掛けられた「さんにんめ」を抜きに、このアルバム『ひとりとふたり』は語れない。 アルバムジャケット・ブックレットは、前回に引き続きアートディレクションに桜井アヲ (ROCKETMAN BLUES・cali≠gariギタリスト[桜井青])、フォトグラファーに寫眞館ゼラチンを起用。今回もヴィジュアル面でアネモネの世界観を大きく支えた。 ひとつひとつが趣を異にする十編の短編小説。誰しもがその中に、一度はあなた自身を見るだろう。 吉野淡雪(サアカス篇集室) |