「お外でお歌！−allspice的アウトドアの勧め−」by にしくぼん

第２回　ロケーション（2001.7.6）

バケツをひっくり返したような集中豪雨が襲ってきたかと思えば、連日の猛暑。
どうなってんだろうね、今年の梅雨は。
というわけで、日本中のビーチが海開きに沸いていた７月１日、
我々allspiceアウトドア部も、やはり海に行ってまいりました！
今回の参加者は、きい、みふぃた、H’ｓのでーもん、あゆ（新人）他、総勢１０人！

あいにく潮のタイミングが悪くて漁には不向きだったので、
この日はビーチで酒＆遊びに徹することに。
買い出しでは、「おまえら好きな飲み物持ってこんとビールだけになるぞー」の掛け声に、
あゆが持ってきたのはなんと冷酒！
しかも真っ昼間だというのにしっかり完全消費。
かわいい顔して恐ろしい新人だ・・・。
きいもワインを２本も持ってきたりして、おかげさまで泥酔者が２人も出ました。
オレなんか、日焼け止め塗ってないのに炎天下に裸で寝てしまった。
携帯を携帯して（？）泳いだバカもいるし。
で、夜はもちろん飲み会に突入！　ああ、もう覚えていない・・・。
松山アカペラーの肝臓とノドと皮膚は、かくして着々と痛めつけられていくのであった。

さて、マリンレジャーで一番重要なのは、ロケーション。
油じゃないです。それはローション。
同じ海でも、行った場所によって楽しみ方がまったく変わってきます。
浜でバーベキューして遊ぶ場合、基本的には次の５点に注意してロケハンすればいいでしょう。

�@潮が満ちても沈まない場所
　　最も重要、かつ当たり前。
　　満潮ライン近くにはゴミの線があるから、それで判断しよう。
　　あと、満潮、干潮時刻の確認も欠かさずにね。漁をする際にも不可欠な情報です。

�A他の海水浴客の少ない場所
　　特にテントやタープを張ったり、バーベキューをしたりするときは、
　　他に人がいたりすると、お互い何かとやりにくいもんです。
　　ジェットスキーやウェイクボードも、海水浴客が多いビーチではいやがられます。
　　そうじゃなくても、ボクらみたいに毎回酒盛りして騒ぎまくる連中は、
　　人気のない場所が絶対条件でしょうな。

�Bもちろん、海が綺麗な場所
　　汚い海には２つのタイプがある。
　　まず、人の多い海水浴場。
　　人が海底の泥をかき混ぜてしまうから、海水が結構濁っていることが多い。
　　ひどい場所だと、腰まで海に入っただけで足先が見えなくなったりする。
　　もちろん、砂質によってはそんなに汚くならないところもあるけどね。
　　でも、大腸菌うようよいそうだし、子供が×××してそうだし、もう、サイテー！
　　メジャーな海水浴場は絶対に避けましょう！！！
　　次に、港や工場、河口の近く。
　　汚さはこっちの方が深刻。はっきり言って、船や工場、家庭などからの排水のせいです。
　　そんなところで泳いだら、寿命が縮むよ。
　　肌荒れそうだし、ハゲそうだし。
　　ちなみに、磯や岸壁にカキが相当いるのに、
　　誰かが採った形跡が全くない場合（殻だけの貝が見当たらない場合）は食べるのは止めましょう。
　　地元の人は良く心得ています。

　　って教えられても、素人にはどちらが汚い原因か分からないことが多いはず。
　　ようするに、水が綺麗な場所なら間違いないってことだよ！

　　具体的には、梅津寺や堀江（ともに松山）などは絶対ダメ。
　　設備はいいけど、双海もやめとこう。
　　岡山県だと渋川や沙美も嫌だな。
　　でも、やっぱり水が綺麗で、しかも人気が少ない場所といえば、無人島がベスト！
　　船が必要だけどね。

�Cビーチのすぐそばまで車が入れる場所
　　本格的にバーベキューをしようと思ったら、荷物はかなりの量になる。
　　車を５分も歩くような場所なら、炎天下で２回も往復したらもう嫌になるでしょう。

�Dトイレ、もしくはトイレ代わりの物陰が近くにある場所
　　「海でせんかい！」って言う人もいるけど、初心者には抵抗があるでしょう。
　　特に、女の子は気になるはず。みんな酒飲みまくるし。
　　でも、実際には、人が少ないのにトイレがある場所なんて、そうないよ。
　　もちろん無人島にもない。見る人もいないけど。

細かく言えば、もっとこだわりの条件はたくさんあるけど、
上の５点さえ守れば、快適なアウトドアライフを満喫できるでしょう。
ちなみに、今回ボクらが遊んだビーチは、北条市北部の某所。
上記５つのすべてを満たした、超穴場だよ！

あっ！
あと、潜ってサザエやウニを採ったり、ヤスで魚を突いたりしたい場合は、
ちょっと条件が違ってくるよ。
そっちのほうはまた今度説明しよう！