⇒社会科シンガー「道草みちお」
「毒のキノコ」   の歌詞!!
連載!??
毒のきのこの話
社会派改め社会科シンガー「道草みちお」で
※DROPPERSの小谷将弘(W-Bs)と岩石音楽団のノブ関谷(Kb・Pf)を迎えて
  「みちくさトリオ」で活動中
「毒のきのこ」という歌を作る時に 色々調べてみた
かなり強烈である。見るからに「これは普通食べんでしょう」という風貌の方も見えるが
「え〜 こんなの スーパーで売ってたら買っちゃいそう」みたいな方もみえる。
素人的には 「でも こんなのは 熱通すとか 炒めたりしたら大丈夫でしょ」とも
思うのだが・・・何が何が・・!! 天ぷらにしようが佃煮にしようが殺人事件になってしまうのだ。
おまけに、中には  アルコールと反応して 症状が出たり、多臓器不全・・
つまり臓器がボロボロになってしまうような・・ツワモノ系? それどころか 沸騰させると
 気化ガスで神経をマヒさせるというような生物兵器的な方もいらっしゃる。
まぁ キノコを生でかじる人はいないとは思うが げに恐ろしきである。
ふぐと同様 毎年 毒キノコによる死者も いるらしい
※ちなみに当店でも近頃「きのこ炒め」とか「キノコスパゲティ」を日替わりで
 出してはいるが  もちろん 毒のある方は採用していないので ご安心を!
しかし  ここからが 社会科シンガー 道草ゆえの研究? なのだが・・
大体  この方々は どうして 毒を持っているのか ?
自分を守るため? 自分達の生態を守る? 相手を威嚇? 食べられたくない?
個々に言い分を聞いてみたいところだ
きのこ同士の戦い・きのこ戦争みたいな話は 未だ聞いたことはないし・・
こういう どうでもよい? ことを 考え出すと つい  深くに入ってしまうのだが
もしかしたら 現在「毒キノコ」と呼ばれている方々も 昔は 毒のない いい方々
だったのかもしれない。
「あの方達も 昔は あんな風じゃなかったんです」「みんなと仲良くしてたし」
なんていうのもあるかもしれない
きのこ社会がどういう生態をしているのかは 私個人としてはまだ未踏の分野だが
気にはなる。
キノコ界に 家族・親族のような関係はあるのか?
毒キノコの子?は みんな毒キノコなのか?
しかし 種類はあるわけだから 「・・・家」みたいなくくりはあってもよい気がする
そして なんとなく似ている方々もいるに違いないから 親戚・グループみたいな
分類もあるのだろう
こんなことは 学術的に学問的に 専門的に 調べれば安易に
わかりそうな気はするが  別に学問的に知りたいわけではないので
勝手に空想して 続けよう。
さて   きのこ社会で 毒キノコは どんな位置にいるのだろう?
普通のキノコの生息している場所に 同じように(肩ではなく)かさを並べて
生活しているわけだから 人間社会の中の知られざる犯罪者のような
感じなのだろうか?
そして その恐ろしい毒の成果を あらわにした時 毒キノコという名称で
呼ばれるのだろう
「信じられない  あの方が 毒キノコだったなんて・・・」
たまたま毒キノコの隣に住んでいる方の中には
「いやだわ  私 こんなところ 引っ越したいわ」と 嘆いている普通の
キノコ親子もいるかもしれない
「たけお  あんた  隣の娘と遊んじゃダメよ」なんて声も聞こえてきそうだ
森の中に「毒キノコ追放」なんて 看板が もしかしたら・・・ないか(苦笑)
しかし  ここで また もう少し 深くに入ってしまうのだが  人間社会にも
望まれない関係や 許されない関係があるように  キノコ社会にも
禁断の関係がありはしないのか!
毒キノコと 普通のキノコとの 許されない愛!! なんてのがありはしないのか?
毒キノコと知らずに 愛してしまった普通のキノコの悲劇!!
いや 毒キノコの場合 相手は普通のキノコ でなくても 悲劇は起こりうる。
毒キノコ同士の相討ち  ・はてまた スーパー毒キノコみたいな方がいれば
愛すれば愛するほど 相手を殺してしまう。保険金殺人のような連続殺キノコ事件に
発展しそうである。
「私の毒で死んでしまった男達」  そんな見出しがふと 浮かぶ。
そんな・・悲劇ばかりでは あまりにもむごすぎる
そこで 毒を抜くということを 考えてみよう
毒キノコから  毒を抜くと  字の通り  キノコである
簡単な話ではないかもしれないが 
 毒抜きクリニック みたいなものができるだろう
「これであなたも 普通のキノコ生活」 こんなキャッチフレーズでいいだろう
いとしい(普通の)きのこ娘といっしょになるために 毒を抜きました
感動的な匂いはするが  一方 毒キノコ界では  「骨ぬきなやつ」という
レッテルをはられることになる。本当は「骨」でなく「毒」を抜いたのだが・・

さて   毒抜きクリニックが できると必ず 反対に
毒キノコ製造工房? みたいな 毒化ショップ なるものが 出てきそうだ
あまり流行っては ほしくないが・・
「今日から あなたも 毒キノコ」  「毒キノコ 一日体験コース」
本格的な (ホントに毒を入れる)毒化ショップばかりではなく  
たとえば 写真左列の一番上のカエンタケのように
毒キノコっぽく ボディペイントするだけの店も 出てくるだろう
しかし 定着した?土壌生活?をしているキノコが 出かけるなどという感覚を
持っているのか はたして可能なのか  そこが心配になってくる
まぁ  すべては  もしも  系で 話していることではあるが・・・・

話はいきなり飛ぶが  毒キノコの中には 男性のナニに影響を与える卑劣な
方もいる  右列 上から4段目の「ドクササコ」という お方なのだが
大体 似たような?形体(一瞬 誘惑して?いるようにも見えるが?)
のくせに 男性の味方をするならともかく
一体 なんの恨みがあるのだろう?

少し調べてみた  毒キノコには どうして毒があるのか?
キノコ類は 自分達で 光合成をすることが
できないから 自分で栄養をとることができない
そこで菌糸をつかって、体からさまざまな化学物質(毒)を出して、
周囲のそれらの生物や その死骸を分解し、得た養分を吸収しているらしい
しかし自然のシステムというものは よくできたもので  とりあえず寄生?して
とりついている木などには 攻撃的に毒を使うのではなく
養分をいただく代わりになのか? 生かしているのだ
まるで「エイリアン」のとりついた最初の段階のようだ
そして 2つめの毒の目的は、やはり キノコがその毒で身を守っていると
いうことらしい
毒をもって、捕食者を撃退する 
つまり生きていくために 毒をつかっているのだ 
あの方達は なかなか強い意志?を持って 立って?いるのだ

さぁ  こうなると 心配になってくる
その菌糸を使って  毒きのこと合体した 「毒キノコ人間」なんてぇのは
できるのか?
頭や肩に毒キノコを生やしている人間  いやいや、頭や肩ならともかく
ズボンの中の・・そのような ! 場所に寄生されたりしたら それはそれは 危険だ
  なんのこっちゃ・・・・

(つづく)