ファイル・フォルダーの基礎知識

１３：Ｖｉｘの
　　「簡単」ダウンロード
　（初心者の方は、こちらからダウンロードして下さい。解凍ソフトが不要です）

フォルダ・ファイルについての基礎知識と操作方法
	パソコンに初めて触れる方にとって、まず疑問に思う事に、自分が書いた文章・デジカメの写真が、パソコンの中の、どこにどんな形で入っているのか、という事ではないでしょうか。　「そんな事、知らなくても良い。一太郎やデジカメ付属のソフトを開くと、以前保存したファイルがすぐ見つかる」　確かにそうです。今のソフトは良くできていて、そのソフトを使っている限り、フォルダーなど意識する必要はありません。　しかし、例えば一太郎で作った文章ファイルや、デジカメ写真を、メールに付けて（添付して）送りたい、といった操作をしようとすると、どうでしょう。　メールソフト上で、文書や写真のファイルがどこにあるかを的確に指定しなければなりません。　面倒くさく思われることですが、パソコンを使いこなす為は避けて通れない大事なことです。必要に応じて理解を深めていってください。
	パソコンがいろいろな仕事をしてくれるのは、一太郎などのソフトが働いてくれるからです。　　　　（「ソフト」の詳細は１０：フリーソフトの利用を見てください。）　では、そのソフトはどのような形でパソコンの中に入っているのか、というと、「ファイル」という形式で、パソコンのハードディスクの中に記録されています。　同じように、一太郎で作った文章も、「（文章）ファイル」という形でハードディスクの中に保存されます。
前置きが長くなりました。本論に入ります。

パソコンで「ファイル・フォルダ」を操作するには、「エクスプローラー・Ｖｉｘ…」などのソフトを使います。いずれも同じような画面をしていますので、「エクスプローラー」で説明していきます。

１：「デスクトップ」の「マイコンピューター」をダブルクリックして開いてください。

	「タイトルバー・（一番上の青色の部分）」が、このウィンドウの名前です。
		ウインドウを複数開いている場合、どのウインドウを操作しているか、このタイトルバーの色で区別出来ます。
		「青色」のタイトルバーのウインドウが、現在捜査の対象になっているウインドウです。
		「灰色」のタイトルバーのウインドウは捜査対象ではありません。　　　　（ウインドウ上をクリックすると、「対象」になります。）

	「マイコンピューター」を開いていますが、これも「エクスプローラー」です。
			「表示」→「エクスプローラーバー」→「フォルダ」を選んでください。

			下のように、「エクスプローラー」と同じく、左側に「フォルダーツリー」右側に「ファイルリスト」　　　　が表示されます。


２：エクスプロオーラーを起動する方法は、もう一つあります。
		「スタートボタン」を右クリック→「エクスプローラー（Ｘ）」を選ぶ


３：エクスプローラー画面での操作

		①を押すと、左側のウインドウは、表示・非表示を切り替えられます。
		②を押すと、ファイルの並び順が変更されます。
		「名前」を押すと
			記号・数字・ａｂｃ・あいうえお・漢字の順に並び直されます。もう一度押すと、逆順に並びます。
		「サイズ」を押すと
			ファイルサイズの、大きい順（もしくは小さい順）に並びます。
		「種類」を押すと
			ファイル形式（ｈｔｍ・ＪＰＧ・ｔｘｔなど拡張子）ごとに、並びます。
		「更新日時」を押すと
			ファイルの制作された日時（新しい順・古い順）に並びます。
		③を押すと、そのフォルダの中味が、右側に展開されて表示します。
			「＋」の記号は、そのフォルダの中に、子フォルダがある、という意味。
			「－」の記号は、そのフォルダの中を（下側に）表示している、という意味。

４：新しい「フォルダ」を作る
	パソコンに保存するファイルの数が多くなると、どこに保存したか、探すのも大変です。写真ファイルは、日付・場所など毎に、文書ファイルは、用途毎に、音楽ファイルはグループ毎に、などなど、見つけやすいグループに分類しておくべきです。
	その為に、自分なりの「（自分で名前を付けた）フォルダ」をドンドン作ることになります。

それでは、「新しいフォルダ」を作ってみましょう

	右側の、何もないところで「右クリック」します。出てくるメニューから、「新規作成」→「フォルダ」を選びます。


	「新しいフォルダ」という名前の「フォルダ」が作られました。適当な名前に付け替えてください。
		ここで注意することは、「フォルダを、どこに、作っているか」ということです。上の画面だと、「マイドキュメント」の中に、作っています。

	＊＊　ちょっと難しいですが、重要なことが一つあります。　＊＊
		フォルダ・ツリーの一番上に、「マイドキュメント」というフォルダがあります。データーを保存する時に一般的に使います。が、これは本物（実体）ではありません。実体のある場所は、ｗｉｎｄｏｗｓＸＰとｗｉｎｄｏｗｓ９８で違います。
		ｗｉｎｄｏｗｓＸＰ		マイコンピューター￥ローカルディスク（ｃ：）￥Documents and Settings￥（ユーザー名）￥My Documents　フォルダです。
		ｗｉｎｄｏｗｓ９８		マイコンピューター￥ローカルディスク（ｃ：）￥My Documents　フォルダです。
			「マイドキュメント」がフォルダ・ツリーに表示されない場合は、上を参考して、実体のフォルダ位置を指定してください。

５：ファイルのコピー・移動
	ファイル・フォルダは、ドラッグ＆ドロップ　することで、コピー・移動することができます。
	まず、ファイル・フォルダを選択（複数でも可）します。
	「マウスの右ボタン」で、ドラッグ＆ドロップ、します。

	上のようなメニューが出てきますから、「ここにコピー」・「ここに移動」…を指定します。
	「マウスの左ボタン」で、ドラッグ＆ドロップ、した場合は少し違います。上のような、メニュー画面は表示されずに、即座にコピー・移動されます。
		同一ドライブの場合		選択されたファイル・フォルダは、自動的に、「移動」されます。
		異なったドライブの場合		選択されたファイル・フォルダは、自動的に、「コピー」されます。