「一年草」 Lyric&music / Akito

夏草香る誰も居ない道 5分前までとは何か違う香り
ざわめく声にハッとしたけど そんな蝉の鳴き声すら細く消えてゆくさ
聴こえる? 僕の声は

きらめく太陽を背に秋を迎えて 季節に散った花びらの
一年草の儚さじゃなくて
積もる大地に強く張った根も 春の息吹にまた空へ昇る
君への想いは揺るがない明日へと続いてゆく

消えたアスファルトに誰もいない道 5分後も僕は 多分君想う
2月の雨に 半年前望んだ君への想い以外白く染めてゆくだけさ
見つめるその先には

いくつも大地を越え君を迎えに 奇跡を信じてみたいから
百年先もこの場所で 咲き誇れアカシアと名付けた愛よ
凛と構えて空を望む
君への想いは揺るがない明日へと続いてゆく

きらめく太陽を背に秋を迎えて 季節に散った花びらの
一年草の儚さじゃなくて
積もる大地に強く張った根も 春の息吹にまた空へ昇る
君への想いは揺るがない明日へと
続く時代を超えて次の世代へ 人を愛する気持ちは変わらない
千年と継がれる物語
ごらん 伸ばした腕満開の花を 季節にのせて届けよう
君への想いは揺るがない明日へと続いてゆく
きらめく太陽を背に秋を迎えて 季節に散った花びらの
一年草の儚さじゃなくて
積もる大地に強く張った根も 春の息吹にまた空へ昇る
君への想いは揺るがない明日へと続いてゆく