2002.8.7 “SPEAK LOW” 新宿リキッドーム
w/畠山美由紀, copa salvo, 田中知之(fantastic plastic machine), アン・サリー

『フンドシ姿の日本男児』

ご無沙汰しております・・・。
時間がないとか散々言い訳していたわりには、
54の東京近郊LIVEには95%通っていたわけであって。
メジャーデビュー記念、オフィシャルもあんなになったしここは俺も盛り上げないと!
というわけで、頑張って時間を作ってレポ書きます。

(決して花柄パンツの某ドラムの人に言われたからではありません)

「enClorox」なかなかの評判なようである。
自宅、ウォークマン、車、行きつけのBAR。
現在、生活全ての時間にいつも 「enClorox」が流れている。
(こうしている今も頭の中で俺流インチキ英語が流れて・・・)
アルバムについてはまた別項で書く予定だが、
印象は「LIVEだ!」と。
「スタジオで撮ったLIVE盤」という印象を持つほど生々しく録音されていて、
イメージする54-71像そのまんまの音。
今年の初めからずっと演奏されてきた新曲達が、
このアルバムでようやくパッケージされて完成された。そんな印象。
だからこそヤバい。
俺が感傷的になるのも許してください、ホントに。
あー、54好きでよかった(笑)。

前フリが長くなったが、今回のLIVEはそんなニューアルバムが出てから初のLIVE。
畠山美由紀さんはヘブンズLIVEの時に観に着ていたりもして、
54のことを気に入ってるらしく、今回は彼女主催のイベント。
共演者はボサノバとかサルサとかラテンな感じで、
勝手に命名すると「真夏のヴァカンス系」。
ビーチとかで聴いたらもっと気持ちいいんだろうなー。
対する54は「真夏のフンドシ軍団」とか「ビーチで飲んだくれるおっさん」的なイメージ?
(怒らないで下さい)
つまりは熱海フンドシ日本男児VSモルディブお洒落水着軍との対決である。
・・・以上、深い意味はありません。
でも共通項は「夏真っ盛り」!

copaさんが大勢だったこともあり54のセットチェンジになって、
急にステージが広い事を実感。
ちょうど一年前ぐらいのバッファロードーターのイベント以来であった。
畠山さんのファンらしき人達がステージ前を占拠してて、
あー、54観てどう思うんだろう?なんて余計なことも考える。

hampty empty mellow bluesでショーが幕を開けた。
耳をつんざく重低音。
それまでの出演者とは音の作り方があきらかに違う事を実感。
リキッドルーム独特の音世界のため反響するような低音が鳴り響く。
一瞬にしてリキッドルームが54色に染まる、その一撃(←久しぶりに使った:笑)。
感慨に耽ってると、ビンゴさんの右手に何か黒いものが・・・。
一瞬リーダーが一時ステージ上に持ち込んでた「ペニ●」型の大型ライトかと思ったが、
な、なんとヌンチャク!!!
そういえば開始前にビンゴさんジャージから頭が覗いていたことを思い出す。
これにはマイッタ。
ロックステージにヌンチャクというと「大槻ケンヂ」を想像するが、
オーケンの場合はお約束で行くぞ行くぞと「オリャー!」とか言いながら振り回す。
ビンゴさんの場合はたまたまあったから振り回してみました的なところもあって、
なんだか自然すぎてハマりすぎ。
それもあったが、この日のビンゴさんの動きはいつになく激しかった。
ステージ広いとそんなところも面白い。

swamp disco〜what color〜doorsと新曲が続く。
ニューアルバムを聴き込んで来ている人が多いせいか、
反応も良いようだ。(正確には後ろに目がないのでわからないが)
lifeでははじけすぎて他の女の子のお客さんににタックルをした人もいたようだが、
一人モッシュは迷惑です(スペース見つけてそこでやるなら文句は言わない)。
一人ダイブは歓迎します(受け止めないけど)。
まあ平和に楽しみましょう!
そういえば、前方の畠山さんと思われる女の子がビンゴさん見て笑ってたなー。
でもそれは正しい反応!
そうやってだんだん魔力に取り付かれて俺のようになるのデス。
楽しめれば幸せじゃん!
最後はreveal。
一時演奏してなかった事もあったのだが、やっぱ最後はコレ。
突然暴風が巻き起こって、余韻を引きずりながら呆然とする。
これも幸せ。
また今日も口を開けてみてたのかなー、なんて思ったりした(笑)

隣ではエポキシーの山田氏が会社のユニフォームを着たままノリノリであった。
いつもの光景。
俺にとってはフンドシ姿の夏の清涼剤。

(まだレポの調子が掴めなくてごめんなさい)


END

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