Gaball Screen / SCEI (1996)
小室哲哉が金と勢いに任せてほとんど無理矢理作らせたような音楽ゲーム(笑)で、
僕がプレステ本体を買う直接的なきっかけになった。
コンピュータの創り出した様々なファンシーな世界で、スニーカー型のキャラがバラバラになった音のかけら(トラック)のディスクを
探し出し、全て探し出して曲を完成させると、ここでしか観ることのできないその曲のビデオクリップを観ることができる。
と言っても、篠原涼子や仲間由紀恵のビデオ観たって何も面白くはないのだけれどね。
他にも宇都宮隆のビデオなんかもある。
はっきり言って、ゲームとしてはプレステ史上まれに見るクソゲーであるが、
全てのステージをクリアするとボーナストラックとして見ることができる当時のTMの新曲
「detour」のビデオが僕にプレステ本体の購入を決意させた。そりゃ解散後(当時)の3人の姿が見られるなら、
しかもここでしか見られないのなら、どんなクソゲーでも買います(笑)。
デモ画面で出てくる小室哲哉の実写映像だけでも僕的にはかなり感動した。
ちなみにタイトルの「Gaball Screen」というのは、昔TMが『Carol』というアルバムを出した時に
そのコンセプトストーリーの中に出てくる架空のバンド名に由来。
ブックレットには木根さんの特別寄稿もあります。