Space:1999ストーリーイントロダクション(１９〜２４)
| 第１シーズン 第１９話 宇宙動物園の人間実験 （原題：Ｍｉｓｓｉｎｇ Ｌｉｎｋ） ある惑星の調査に向かったイーグル宇宙船は謎の力を受けて、変調をきたし、月面に墜落する。カーター、サンドラ、バーグマン教授の生存は確認されたが、コーニッグの生命反応はなかった。 そのとき、宇宙服を着てイーグルの船外に一人立っていたのは意識不明のはずのコーニッグであった。 コーニッグはアルファへの通信をあきらめると、歩いてアルファへと向かった。ところがアルファについても誰もいない。時折背後に何者かの幻が現れては消えていた。無人のメインコントロールにはいったコーニッグは、見知らぬ惑星ゼノの光景を見る。気づくとそこはアルファのメインコントロールではなかった。 そのころ、イーグルに到着したヘレナ達は教授達と共に操縦席のコーニッグを救出していた・・・。 第２０話 巨大な宇宙脳の攻撃 （原題：Ｓｐａｃｅ Ｂｒａｉｎ） アルファのすべての情報スクリーンに謎の文字が現れた。発信源は前方の宇宙空間。そこにエネルギー反応はあったが、質量はなかった。ただちにウェイランドとコストーがイーグルで調査に行くが、そこには巨大なイソギンチャク状の物体が存在していた。近づくとイーグルに泡状の物体が付着、イーグルは消失してしまう。 そのころ、宇宙遊泳中だったケリーは謎のエネルギー体の影響をうけ、夢遊病者のようにコンピュータールームに向かう。そこで、月の物理的データをエネルギー体に向かって送り出す。コーニッグはコンピュータールームを閉鎖すると、ケリーは苦しみだした・・・。 第２１話 永遠の生命の怪 （原題：Ｄｅａｔｈ’ｓ ｏｔｈｅｒ Ｄｏｍｉｎｉｏｎ） 月がある惑星に接近したとき、惑星から通信が届いた。「ウルチマ・ヒューリーは失われた楽園。やってきたまえ。」とのメッセージを受け、コーニッグらは調査に向かうが、惑星表面は氷点下６０度、吹雪のため離ればなれになった４人は凍死寸前となる。 どうにかイーグルに戻ったカーター以外の３人を救ったのは、地球人ドクターローランド達であった。 ローランド達は１９８６年地球を出発した探検隊だが、陽子雲に突入し行方不明になっていた。そして、原因は不明だが永遠の生命を得ていた。すでに８００年以上も生きていたのである。ローランドは永遠の生命の謎を解くため比較対照としてアルファの人々に協力を要請した。永遠の生命に見せられるヘレナや教授、カーター達。しかし、探検隊隊長のタナーは、ローランドの恐ろしさを示すため、コーニッグに魂の抜け殻となった隊員達を見せるのであるが・・・。 第２２話 宇宙悪霊の呪い （原題：Ｔｈｅ Ｔｒｏｕｂｌｅｄ Ｓｐｉｒｉｔ） アルファ植物栽培部のマテオは植物と人間の意志を通じ合わせる実験を行っていた。ところが、実験中突然昏倒してしまった。コーニッグは原因を調査させるが、分かったのは植物栽培部を中心に謎の温度低下が起こっていることだけであった。 そのマテオの治療に当たっていたヘレナは不気味な影に出くわしていた。そのとき医療セクションでは温度低下や電磁波などの異常が観測されていた。 コーニッグは栽培部長にマテオの実験の一時中止を命令する。それをきいたマテオは栽培部長に殴りかかるが奇妙な幻覚を見て立ち去る。その後、作業をしていた栽培部長の首を何者かが締め上げる。絶命する瞬間に見た顔は火傷を負ったマテオの顔であった。しかし、マテオは火傷など負っていなかったのである・・・。 第２３話 宇宙の細胞再生人間 （原題：Ｅｎｄ ｏｆ Ｅｔｅｒｎｉｔｙ） 月に接近した小惑星を調べてみると、中に１ヶ所空気が存在していることがわかった。岩場を爆破して調べてみると、爆発で瀕死の重傷をおった男が倒れていた。 治療の甲斐なく男は死亡。ところが、数十分後男の傷は跡形もなく治り、蘇ったのである。その後宇宙人はアルファ脱出をはかるが、脱出をやめ自分の生い立ちを語るのである。 彼は惑星プログロンのバロアという。プログロンの科学は細胞の老化をとめ、再生する方法を発見した。しかしそのためプログロンの人々は・・・。 第２４話 神よ！宇宙に新しい平和を （原題：Ｔｈｅ Ｔｅｓｔａｍｅｎｔ ｏｆ Ａｒｋａｄｉａ） 月の進路前方に惑星アルカディアが現れた。その頃月は突然停止し、アルファのエネルギーが急速に減少し始めた。このままでは４８時間後にアルファのエネルギーはゼロになり、全員死亡してしまう。コーニッグは原因究明のためアルカディアに向かう。 アルカディアは荒れ果てた星であったが、かつては生命が存在した星であった。そして、洞窟の中で人間に似た骸骨とサンスクリット文字を発見するのである。 言語学者のアンナが解読するとその文には・・・。 （第１シーズン最終話） |