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第3話
宇宙船団 大戦争

 月の前方に、惑星が現れた。アルファから通信を送っていると惑星から攻撃宇宙船(ホーク・マーク9)の船団(といってもなぜか3隻、たぶん当時の技術の限界でしょう)が飛び立ってきた。惑星の住人は敵意をもっているのか?しばらくの躊躇の後、コーニッグは攻撃を指令、カーターらはイーグルで敵を打ち落とした。しかし、続々と惑星からあらわれる敵宇宙船。イーグル宇宙船は次々に落とされ、アルファは攻撃を受けて犠牲者続出、ついに制空権をにぎられてしまう。せまる敵の宇宙爆撃船。しかし、撃墜されたように装っていたカーターの攻撃で爆撃だけは免れた。
 そのときすでにアルファの死者は131名に達し、エネルギーセクションも食料生産セクションも深刻な被害を受けていた。ここでは生き延びることができない。
 コーニッグは最後の手段、生き延びるためにその惑星への移住をするため、ヘレナを伴って許可を受けに旅立つ。
 美しい緑の惑星の基地で、コーニッグらは惑星の住人に会うが、コーニッグの願いは聞き届けられない。彼らは地球人は暴力と破壊の病原体という。
 コーニッグは彼ら惑星の住人の基地を破壊しようとして射殺されてしまう。しかし、彼らはヘレナに「コーニッグは自分の恐怖心の犠牲になった」と語る。ヘレナは、謎の透明なカプセルの中に入れられ、異星人の力を借りてコーニッグを蘇らせる。ヘレナは平和で穏やかな「脳」の世界にいた。
 蘇ったコーニッグは、アルファの全員に惑星への脱出を指示。イーグルで惑星に向かうがバリアーに阻まれイーグルは大破する。宇宙をさまようコーニッグ。
 コーニッグをもとめるヘレナの叫びを受けてか、コーニッグは一瞬にして異星人の基地についた。基地を破壊するコーニッグ。惑星表面は大爆発を起こしてしまう。

 そのとき、我にかえるコーニッグ。幻を見ていたのか、今はまさに惑星から宇宙船がアルファに迫り、コーニッグは攻撃の決断をする瀬戸際であった。
 攻撃中止の指令を出すコーニッグ。カーターらはその指令に唖然とするが、その目前で消えてしまう惑星からの宇宙船団。
 惑星の住人は野蛮で危険な地球人の惑星への訪問を拒否する。あれは、惑星住人が地球人を拒むために見せていた幻なのか、それとも・・・。


原題:War Game
本国では第17話。映画化されたエピソード
脚本:クリストファー・ペンフォルド Christopher Penfold
監督:チャールズ・クライトン Charles Crichton
ゲスト出演
 宇宙人(男) : アンソニー・バレンタイン Anthony Valentine
 宇宙人(女) : イスラ・ブレア Isla Blair
宇宙