■■■Soul Dyna柿落とし■■■

2003年6月21日 Soul Dyna Opening Super Live

岐阜に新しく開店するライブスポットSoul Dynaのオープニングイベントに出演。
前日までずっと梅雨空だったのが、この日は好天に恵まれA.N.Other一行は岐阜へと向かう。
ライブ前にA.N.Otherがどんな会話をしているのか取材しようと思ったけど、ここに書くことを断念せざるを得ない、あまりにも○○な内容。こうやって緊張を緩和しているのでしょうか。
Soul Dynaのスタッフの方達が大勢であっと言う間に機材を降ろしてくれたので早々に会場入り。今日のメインアクト是方博邦さん率いるKorekata Super Jamのリハを覗かせてもらう。この辺りから、いやでも緊張感が高まってくる。
セッティングを終えてA.N.Otherのリハーサル。客席に石川俊介(b)さんや小森啓資(dr)さんの姿が・・・。うわぁ〜、こんなにカチカチに緊張してるA.N.Otherを見るのは初めて!! だ、大丈夫なのか?A.N.Other!!
リハ終了後、開場してスタートするまでソワソワのA.N.Other。周りのスタッフまでも何だか落ち着かない様子。
いよいよイベントスタート。まずはSoul Dynaマスター、papaさんこと高瀬さんのご挨拶。そして我らがA.N.Otherの登場!!

これから始まるSoul Dynaの歴史の記念すべき1曲目は、hamayanのシンセで始まるお馴染みStar Cycle。耳慣れた曲なのに違う曲に聴こえるのは舞台の上も観客も緊張しているから?
竹内っちゃんのベースが冴えわたる2曲目You Never Knowから徐々にエンジンがかかるA.N.Other。でもこの曲ってライブでは初披露なんですよね。
Goodbye Pork Pie Hatの哀愁に満ちたギターが鳴る頃には会場の150人はすっかりA.N.Otherの世界へ。
シャープなリズム隊で始まるHead For Backstage Passの軽快なテンポに合わせて会場全体が揺れて一体化する。ブレイクもタイトに決まって「かっこいい」の声があちらこちらから聞こえた。
ほとんどMCもないまま後半のCome Dancingに突入。脱力加減がポイントのこの曲、気合を持続しつつタラタラっと流す辺りは余裕です。
A.N.Otherの十八番、泣かせのCause We've Ended As Lovers。いつも誰かに捧げるこの曲、今日は当然「Soul Dynaに捧げる」ですよね。
しっとりと静まった水面に一石を投じるように始まったAir Blower で再び会場が熱くなる。そうしておいて流れるようにScatterbrainへ持っていくタイミングはさすが!!怒涛のライブは最高潮に。
思わず踊りだしたくなるようなBlue Windには会場から声援が飛ぶ。ソロのバトンタッチは音出しオフ会で鍛えた賜物? リード掛け合いのコンビネーションもバツグンです。

会場を十分暖めて、メインアクトのKorekata Super Jamを迎える大役を果たしたA.N.Otherでした。